KEIKO KOMA Webサロン

7月を迎え


極力感じたことは自覚して、表現するように、人前に表現できない、し辛いことはちゃんと整理するように、、、こんなにも自分自身をわからなくなりやすいとは知らず、変人と思われてでも極力書きたいときにノートを書きたくて、変人だと思われたくないけれども、やむなく人前でも1対1や失礼にならない場面においてはそうするようにしてからは、(※コンサート中はペンの音が走るのが煩いのでしません!)これだけの思いや感じ方、違和感、怨念をなかったことにして自覚せず流していたのかと、それはなるほど、と目からウロコが落ち、自己実現にはほど遠いわけだと納得します。こんなにずれていたら、そりゃあまっとうな人からは嫌がられるし、人を表面だけで見るようになるし、自分も表面だけで見られるわけだと、苦しみや疎外の原因『自分で考える恐怖』と向き合うのでした。早くしないと怒られる、何も考えられない、怖い・・・より良く生きるどころではない癖は、昨夜仮眠から目覚めると消えていました。仮眠の直前に読んでいた本に「情緒とは、生じてくる感情を自覚した状態のことである。それは、刺激となる状況を認識することで生じ、身体全体の仕組みに変化をもたらすものである」(ケースワークの原則 P19 F.P.バイスティック著 誠信書房)と書いてあり、そのフレーズとコンサートによる切実な痛みを溶かす演奏の余韻と、胸の奥にある小さな恐怖とが、体内で醸成されたように、お腹の中に新しい力がふつふつと芽生えていました。先生は我々とは全く違う光、次元の存在でありながら、お体は人間でいらして、ケースワークやカウンセリングにおいての人間の仕組みの活用においてはわれわれと同じように機能されていかれることに、こんなに凄い方だけど本当に人間でいらっしゃるんだなと不思議な感動を覚えます。これまでお聞きしてきた施設でのお話などのひとつひとつがよみがえります。世界へ向かわれるコンサートをありがとうございます。

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