おなか
食べ物に以前より敏感になってます。コンサート前の食べ物に気を付けないと、せっかくの至高体験の純度が下がると経験しました。前なら大丈夫だったものでも、記憶で判断するのでなくて『今はどうなのか』を見ていかないと失敗します。おなかに入るのに、脳や血液や全体と関係してくるなんて、不思議です。小麦そんなに使ってないからいいやと、空腹にまかせてあまりおいしくないものを食べて、『胃は一つしかないのに、おいしくないものを食べて、もったいなかった』と後悔もしました。食べ物といえばあの魔が入った日、その入り口として用意されていたのは甘味でした。適量を楽しくいただき豊かに人間らしくすごすならもちろん甘味は素晴らしいのです。そうではなくあの甘味は、量も多く、明らかに魔界への入り口として用意されていて、いつまでも以前と同じ体だと思っている私は、人を喜ばせたい気持ちと空腹に任せてパクパクと食べてみせたのでした。人を喜ばせたい気持ちもまた魔が入りやすいものと認識します。わたしは強くなっていますが、同時に以前より弱くもなっています。大事に扱わないと壊れるんだなと。お調子者というか人を喜ばせたい、空気を和ませたい、そんな一心でおどけたり、馬鹿なことをわざわざやってみせたり、なんだか本来の自身でないことをしてしまいます。理由が何であれ本来の自分からずれるのは良くないです。
コンサートでは頭でつくった目的に縛られやすい状態、ここ数日ほどけつつあったものが、より解放されたと感じました。コンサート前におなかを大切にしていたらもっと澄んだ音を経験出来たのにと反省です。手拍子は楽しく感じ、同時に一生懸命手拍子されている方を見て、ああちょっと私は見てしまってる。一つになれてないとも。素直なこどものように手拍子なさるのは普段何をされているお方なのだろう。このまえ、わたしには冷たかったお方・・・わたしのように世間に習った八方美人のことは嫌いでも、わたしと同じで、やっぱりいだきしん先生のことは大好きなんだなあ。わかります、わたしもいだきしん先生大好きです。