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自然と一つ、愛のアリラン


風のホールのコンサート、1部では、誕生してからというテーマのなかで、目的ということばかりを考えるのでした。父とふたりで、10才の頃、今、やきとり店を構える神宮前に、児童合唱団の本部があったため、東京の下町の江東区にあった合唱団の支部から神宮前まで、父が付き添ってくれてふたりで通ったことを思い出すのです。そして仕事としてもずっと共にあった歌の世界。好きで入った道ですが、人生として取り組んできました。10才の頃から決めていた道、生きる世界でした。目的として取り組んできた気持ちはないけれど、一つのことを目指し、歩んできたことは、目的意識にもなっているのかと考えていると、父との思い出ともつながり、涙こみあげてくるのです。
他のことに興味がない、一つのことだけに邁進していくのは、目的思考なのか、答えがきちんと出ないなか、命からしたら、一つのことだけというのは悲しいと感じ、また涙がこみあげてきました。誕生してからずっと共にあったことは、目的意識だけでは継続はできない。命と一つでもあったからと自分のなかで受けとめています。でも一つと限定する頭が違っていました。命が涙するのは、あらゆる可能性を一つにしてしまったからです。もっとたくさんの豊かなる誕生をこれから見つけられるのかもしれません。

2部、愛は目的にはならない。
先生のピアノの音が心に深く染み入り、感動しかありません。愛の音が鳴ると、どうして涙になるのでしょう。生命は愛だからなのでしょう。赤子が母親の元で安心して育ち、命が育まれ、いろいろなことに自発的に興味を持ち、出来ないことが出来ていく。愛しかありません。命はすべて愛だから純粋に愛しくて涙になるのかも知れません。
アンコールアリランのメロディーの美しさ、素晴らしさにも大感動しました。愛のなかにあるのは自然とひとつになって生きること、自然はどこまでも愛とわかるアリランの演奏にすべてが一つとなり、関連していきました。

今日もコンサートに参加させていただくことができ、本当にありがとうございます。

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美しい秋の空
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何でこのような事をしているのですか?
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狛江エコルマホールにて