コンサートに臨み
先生のコンサートでは背筋を伸ばし、背もたれに背をつけずに一席に座らせていただくと、一気に宇宙の彼方と通じる世界が拓かれ、異次元に飛翔します。第一音から胸の内は愛に包まれ、涙なくしては聴けません。生命の悲しみを生命ひとつにわかり、受容くださり、愛に抱かれ、悲しみは喜びの涙となり愛の涙となり、生命ある存在が涙し喜んでいることを感じます。人間であれば涙なくして聴けない音であり演奏です。次第にいくつもの次元が拓かれ、多次元が交流し合い、新しい世界が創造されます。様々な生命が輝き、光が出会いを繰り返し交流し合い、新たな光が生まれます。この世のコンサートホールの一席に身を置きながらも、異次元に身を置く感覚となり、まわりの音は聞こえず、まわりの音のない世界に身を置き、宇宙の遙か彼方からの音を聴きます。遙か彼方より存在する自分が見え、感じ、この自分が幼い頃より求め続けてきた永遠に生きる存在と確かに感じられるのです。いつも詩に詠ませていただいていますが、幼い頃、夕暮れ時、母と野原で遊んでいた時、ふと見上げた大空に、昔この空を見ていた人は死んで何処へいってしまったのかと感じ、人間は何故生まれ、生まれたらどう生きていくのか、死んだら何処へ行くのかをわかりたいと真剣に求めはじめました。わからないと生きていけないと必死でした。今想えばあの時この世の音のない世界を感じ、永遠につながる世界を感じ、永遠を求め始めたのです。
高校の修学旅行にて、十和田湖で死にたい気持ちでいましたが、死ぬことはできない自分であると自覚する出来事があり、苦しいながらも生きる道を求め、花巻に宿泊した時に空の向こうに果てない世界を見、生きていこうと決めたのです。先生に出会い、求めてきた生き方がわかることの連続で今日生きています。コンサートにて背もたれにもたれずに背筋を伸ばし先生の音を聴かせていただくようになり、この世の音が聞こえずに多次元の音が聞こえはじめ、永遠と感じる自分の存在が見え、感じるようになり、求めてきた生き方はこのこととわかりはじめました。この自分で生き始めれば、心から願う世界の平和を実現できる道を作っていけると感じるのです。人間一人一人が真の存在に目覚め生き始めれば世界はあっという間に良くなるとは確かなこととし見えてくるのです。「時の流れ」という呪縛が解かれ、曖昧ではなく確かなこととし見えわかることができ、大変うれしいです。
次は仙台でのコンサートです。震災後に初めて仙台に行った時、森が光り輝いていました。魂の輝きでもありました。魂に導かれ、夢のお告げで仙台高麗屋を創り、家を借り、拠点を創りました。いつも作り物の虚しさを感じ、中身は空洞を感じ、辛くなる仙台でしたが、これで最後と決めたコンサートにてこの地の源の美があらわれ、この美が現れる時の為に拠点を創り活動してきたのに現れたら終わりでは話にならないとは明らかなことであり、コンサートを継続的に開催するようになりました。先生と奥様が出会った地でもあります。出会いは時と場が必要とは4月19日のコンサートの時のメッセージであり、経験もさせていただきました。永遠に存在する自分を感じられるようになり、仙台でのコンサートを経験させていただけますことは真に幸運であり、大変ありがたく楽しみでなりません。いだき講座を受けた皆様と永遠に存在することを共に経験し、一気に世界が平和になる動きを創れたら幸いです。
今夜も北緯40度の地にて夜空を仰ぎました。雨が降っていましたが、空間は心模様が描かれたようです。光の時代の到来が描かれています。光の世界が大きくなり闇が包み込まれています。凄い事が起こっていると魂震え、今後のコンサートで一気に光り満ちる世界が拓かれる予感が生まれ、希望あふれます。ありがとうございます。