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狛江での応用コースをありがとうございました。

講座の途中から体が興奮冷めやらぬ状態となり、現在までにようやく落ち着きを取り戻しパソコンに向かいました。

講座では、テーマや読者に配慮しながら、いかに感じたままを的確に表現できるかという文章表現の奥深さに改めて触れました。とくに共感をベースとした日本語では言葉遣いを始めあらゆる面への配慮が必要であり、表現を通して自分の身勝手なあり方を自覚しました。

さて、質問でのやりとりを改めて振り返らせて頂きますと、先生には幼い頃からの命の要求を受け容れてくださったことが、翌日になってわかってきました。短時間のやり取りの中でまさかこのようなことが起こっていたとは、と驚きを隠せませんでした。

幼い頃を思い返すと、幼稚園の紙芝居に涙するような、多感な少年だったように思われます。そのため、自分の感性や感覚をわかってもらいたくて、命のままの要求をそれなりにしていましたが、家庭や学校で自分の要求が通った記憶はあまりなく、むしろ我がまま扱いされていました。それもそのはずで、要求が通らないと悲しくて思わず泣いてしまう以外に自分を表現する術を知らず、周囲からはほとんど理解されないままに、いつしか泣くことと共にそのような要求をすることをやめたのを覚えています。大人になってからは、なおさらそのようなそのような要求をすることは憚られると感じていました。

それが、先日の講座では子供の頃に戻ったようでした。表現を通じて内から出てきたことが、子供の頃に奥深くにしまい込んだ命の要求であったと後からわかりました。表現させて頂いた直後に、それがスッと受け容れられた時の心温まる体感は今でも記憶に新しく、その後に先生がおっしゃられたことも、素直に受け容れることができました。

続く農業のお話しは、全参加者向けのものとは承知しつつも、勝手ながらに自分の興味のあることに共感をして頂いているように感じました。誤解を恐れずに申し上げると、まるでどこかの大人に遊んでもらっているような経験でした。しかもそのような時間が途切れることなく続くことが不思議で仕方ありませんでした。そして、子供の頃に感じた悲しみが蘇るとともに目頭が熱くなるのを感じていました。後になって、自分の感性の範囲内のことで、正面から向き合ってくださったと感じました。

農業のお話しでは菌との共進化のお話しが大変興味深いものでした。人間の腸内環境等への効果を目的したものではありませんが、ちょうど、納豆菌と酵母菌を培養し、畑に撒いて実験をしてる最中です。また、小さな畑ではありますが、現在は、最も環境負荷が低いと思われる無農薬・無肥料の自然栽培に挑戦しています。栽培する植物ではなく主に土中の微生物に着目し、微生物の餌として草木類など植物由来の炭素資材を与えるのみなので、無肥料栽培といわれるゆえんです。

いだきしん先生も農業には大変ご興味があるとのことですので、もしよろしければですが、いつの日かご訪問頂き一日農業体験をしていただくことも一案かと存じます。そのためにも、まずは一日も早く安定的な栽培ができるように精進して参ります。

ありがとうございます。

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