もの
おはようございます。狛江応用コースをありがとうございました。昨晩の帰り道に早速、もの、こと、を調べました。1番目の意味は除外というお話に納得し、改めて、もの、の意味を調べたこともなく生きてきた事を想います。源氏物語、平家物語などのものの語りは原文をそのまま読んだことがあったかしら、、と遠い記憶を掘り起こしました。大学では万葉集をわけわからないままの頭で卒論を書き上げました。内容は万葉集に於ける呪術的表現についてでしたが、万葉言葉の祈りや呪術的な意味がある深い日本語に惹かれました。奈良に高句麗伝説で初めていき、飛鳥の地に立った時に万葉集で誦んだ風景に重なり、心の光景となって今も残っています。また自然の風や鳥は譜面に書けない、けれども先生の演奏はそれを目指しているということをお聞きしてワクワクし身体が熱くなりました。一度だけ山の中の風の音、木々の木の葉が重なる音、鳥の声、虫の音が重なりあい、その美しい光景と音は忘れられない経験です。木霊という言葉は知っていてましたが、初めてこれが木霊なのかしらと感じた経験でした。そして、先生の音楽がその自然の空間に溶け込むことを発見し歓喜した光景が広がり、なんともうれしくてたまらない狛江応用コースでした。高麗さんの周りには美しい鳥が集まるとのお話ですが、我が家も別の意味でよく鳥が集まります。カラスと、スズメと、きれいな声の鳥等で、朝からおしゃべりが凄いです。まるで一歳半の子供がよく何を言っているかわからないけどずっと喋っているかのように、特にスズメとカラスは会話し続けていますが、この光景はまるで美しいから程遠くギャグのようですね、、、と1人で考えていました。
昨晩の会場では眩いばかりのたくさんのマーブリングの花が広がっていました。その中から一枚に出逢えたことは、汗が滲むほど嬉しい経験でした。世界は自然破壊が進み厳しい状況下ですが、こういう嬉しいこと、美しいこと、和気あいあいが大切なんですねと、感じ入りました。心から感謝申し上げます。今日も朝早くから勤務時間を繰上げ仕事をして、三鷹コンサートに駆けつけます。ありがとうございます。