KEIKO KOMA Webサロン

3月11日


2時46分は京都御所南高麗屋にて集う方々と共に黙祷を捧げました。何年経っても黙祷を捧げる時、魂の風が吹き、生きている人間が動かずしては魂は報われないことを身にしみ感じるのです。それは広島、長崎に原爆が投下された日に捧げる黙祷の時も同じ風が吹き、胸の内は涙よりありません。

高麗屋での幻のコグリョカフェに今日もたくさんの方々にお越しいただき、ありがとうございます。ご希望された方には内面の光景を見、詩を書かせていただいています。内面の光景が外的環境に現れますので、いだき講座を受講された方々の内面の光景はどなた様も全体を知り、やっと時が来て、真を表すようになっていることが見え、どなた様にとっても時は今です。今を逃したら永遠にチャンスはないことが見えました。「新五女山」コーヒーを淹れた時に、東明王様が生きていた頃に吹いていた五女山の風と表現する風が吹いていました。生命躍動する風です。神々しいこと、この上なく、コーヒーをいただくことで高句麗時代の五女山の風を感じられるとは、先生が焙煎されたコーヒーより味わえないことであります。言葉に尽くせぬ恵に預かり、感謝よりありません。全てが順調でコンサート会場に着き、3月11日のコンサートが始まりました。

第一部「3.11。東日本大震災」

「10年前、巨大地震により、陸と海から襲われました。福島原発が吹っ飛びました。生きていく為に直ちに動き、同時に様々に考え、苦しみや悲しみを負いながら今日に至っています。今日から明日、日々命を守り、最大の人間の力を様々に活かす必要があります。今さらですが、おおいきれない課題があっても、逃げることも隠れることもできない自然の猛威は思わぬところでやって来ます。日々、新たにして備えを充分に、お一人お一人命豊かに幸せであることを願います。」

先生の音が生まれると、一斉に魂、霊魂が集まり、慰霊と昇華を同時にされておられるように感じました。それも広島、長崎の原爆により犠牲になったたくさんの霊魂も感じました。被災地で見た瓦礫の山と言われる場には津波にのまれた瞬間の映像が今も脳裏に刻まれています。あまりに一瞬の出来事に死んだこともわからないままにある状態の深い悲しみに頭を垂れ、涙するよりありませんでした。今日の演奏では昇華する光景が見え、ほっとしました。全てを引き上げてくださる先生の演奏におおいなる存在を見ました。10年前の今日も地震が起こり、津波が来た時、空間と一体であるおおいなる存在に出会いました。その瞬間、「東北の復興なくして日本の未来はない」と見え、ここに人生賭ける、と生命全てを賭けていくある状態を経験しました。この本音を表さずしては生命はないと生命でわかる経験でした。今日のピアノ演奏もパイプオルガンの演奏もおおいなる存在の声と聞こえました。おおいなる存在がはっきりと見えました。おおいなる存在が現れ、人類救済へと向かっていることが見え、おおいなる希望と勇気を得ました。

第2部は「魂」

「この10年に限って言っても魂の有る無しを問題にすることはまったく意味をなさないということがあかされました。同時に一部の宗教により魂は救済されることはないということも明白になりました。魂抜きに人の生命はありません。魂無いかのような人々の軽薄な言動には目を覆います。この10年に限って言っても多くの学びと世界中の魂ある人々との一体感を今一度理解し、未来築くことが、東日本大震災により、ほぼ一瞬にして亡くなった一万人以上の尊い命。魂に報いることとして受け止めます。」

 

パイプオルガンの音は地球中を一巡りし、全ての生命がひとつになり響いているように聴こえます。音の連なりは新しい音を生み出し、深く豊かであり、目に見えないたくさんの世界がひとつに融合していく音と見えます。ピアノの音も同様に地球を巡り、海面に愛の風が吹くと、愛の波が生まれ、世界中に伝播していく光景が見えます。宇宙まで届く響きと見え、あらわる空間は愛でした。愛によって世界は変わり、2度と尊い生命が犠牲になることのない人間の時代を築くことが犠牲になった魂が報われていくこととわかります。魂報われるように生きることが今を生きる人間のするべきことです。アンコールでのパイプオルガンも世界をひとつにし、地球を巡り、宇宙へと届く音と聴こえ、世界中に愛の波が起こる光景が見えました。おおいなる存在の歌が聴こえ、魂の合唱が聴こえ、生命の音が聴こえ、生命ある全ての存在が蘇り、生命ひとつに共鳴し合っている音と聴こえます。おおいなる存在あらわる世界となり、人間は人間となるよりない時代が訪れました。生命ある存在が喜び歌っているようでした。

昨日から昔に戻ったようにひどい花粉症で苦しみました。昔とは先生に出会う前のことです。今朝も自分でも笑ってしまうほどのクシャミに驚きました。生命の奥から何かが出てくるようなのです。このことを先生にお話しした時に私は普段抑えて生きているからとおっしゃっていただき、その通りなのです、と叫びました。本当にいつもわかってくださり、生きていけますと心の中で言いました。先生は私が抑えなくなったらまわりが吹き飛んでしまうと笑っておっしゃいました。このこともその通りです、と合点がいきます。これだけ、昔に戻ったようになっては、体が限界であることを教えてくれているのだと受け止め、今日から抑えることなく生きてみようという気持ちになりました。時が来ています。思い切り自分を表し生きてみたいです。良い時代を作り、魂報いるようにはたらき、世界の為にはたらきたいです。原爆や理不尽なことで生命犠牲になる世の中を変えたいです。やる意欲満々となりコンサートが終わりました。ありがとうございます。

KEIKO KOMA Webサロン
三鷹市芸術文化センター 風のホールにて
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八坂にて
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東京高麗屋にて