KEIKO KOMA Webサロン

生まれる前から


気温も低くなり、時間もないこの度の滞在中にマーブリングができるか否かを心配していましたが、決めた時間内で一気にやれるように皆と相談し迎えた今日のマーブリングはまさにマーブリング日和でした。晴れやかで温かい日差しが注がれ、穏やかなお正月のようでした。体も温かく助かりました。仲間からは私が到着する前にカラスが木に泊まり、待っていると聞きしました。カラスは何かを訴えていました。私は時間内で行えるように必死でしたので、カラスの鳴き声を聞いていませんでした。カラスの鳴き声は「一回くらい話を聞いてくれ」と聞こえ、心澄まし聞きました。海の向こうで起きていることを伝えていました。受け入れると、鳴かなくなりました。カラスの訴えをしかと受け止め、考えることを心に決めました。比叡山のマーブリグの時には鹿が来たり鳥がさえずったりと自然の生命も共に在ることが生命でわかり、とても幸せを感じます。無事に決めた時間内で終わることができ、一安心し、京都へと降りました。

応用コースと「存在論」と経験させていただき、今日も要の要に入り、とても充実した時となりました。日本発のものがない日本で、日本発世界へ通じることをやりたいと先生はおっしゃいました。先生が見出されたことこそ日本発であり全世界に通じることです。それも人類史上初のことであり、未来永劫通じることです。やれるように物事を考え、実行していく時にどんどん展開していくお話から、私も頭がやれるようにと考え始めています。できないところで止まっている頭は悪いということを最近は目にみえるようにわかるのです。「存在論」にて普遍性についてお話を伺っている時、内面の深奥が一気にひらきました。最近コンサートにてよく起こるのです。第一音が内面に飛び込み、一番奥深くを感じ、深奥が拓かれるのです。生命の深奥とも感じています。拓かれた内面の深奥の世界は、人類史が見え、神宿る人間のロマンチックなドラマチックな歴史が見えるのです。私は生まれる前からこのことを求めてきたという言葉が生まれます。先生はいだきの時代になったので、いだきをわからないと生きていけないとはっきりと宣言されました。私は深くうなずきます。全くその通りと生命をもってわかります。生命ぎりぎりになるとわかるけれどぎりぎりではしょうがないので、生まれる前からわかればいい、とお聞きした瞬間、真に生まれる前から知っていたという感覚が全面にそして前面に現われ出ました。その後は興奮状態となり席を立とうとまでする自分を制しました。エチオピア「天命」コンサートの第一音を聴いた時、「この音は生まれる前から知っていた」と紛れもなくわかりこの言葉が生まれたのです。今日は生まれる前から知っていたとかわかっていたとか、求めてやまなかったと生まれる感覚は人間にとってなんなのかを質問させていただきました。生命の内に養われていることとお聞きしました。それも人間だけではなく地球に生きる生命すべてとお聞きし、驚喜しました。先生がこの世に誕生することを予感し、生命の内では受け容れていける備えがはじまり、全体とひとつになれる感覚が養われていたと受け止めました。人間とはなんて神秘的な存在であることかと感動します。生命の内に余計なものがなければ養われてきた感覚でそのまま先生のことがわかるということがよくわかりました。わからない人は余計なもので余計な壁を作り、最も本質的であり普遍的な人間としての要がわからなくなっているのだということも明らかに見えました。今朝見た夢ではいだきを離れた人が出てきました。夢の中であってもいだきをわかっていればどのような理由があったとしても離れることはないと明らかにわかりました。離れるということは頭がはたらいていなかったということと、馬鹿という表現は憚れますが、この状態は馬鹿という表現が的確と見えました。大切な生命を愚かな頭で取り返しのつかないことをしてしまう今まで人間では生きていけなくなることは当然のこととも見えました。誰もが生命の内に養われている全体とひとつに生きていける感覚を取り戻す時と考えます。人間だけではなく地球に生きるすべての生命の内にも養われていることは真に希望を感じます。先生のことをどのように世界中の人にお伝えしたら良いかを毎日考えていますが、言葉を超えて通じる感覚が人間の生命の内に養われているとわかり、とてもうれしく希望を感じます。今までは日本語を日本のニュアンスのままに翻訳していただくことなくしては世界へと伝えていけないように錯覚していました。が、言葉以前に通じる感覚があることを最近は経験しています。先生は言葉によっては通じ合えない限界を見、ピアノで即興演奏しておられるとはずっとお聞きしてきています。真にと深くわかります。先日お会いしたシリアのジャーナリストも他の音楽には思想があるとおっしゃり先生の音楽は思想の押し付けがなく一人一人があなたらしく生きて欲しいと言われているように聴こえたとお聞きした時には、そのお方の表現と感じ、素晴らしいと感じました。このように先生の演奏を聴いていただければわかるのだから、どのようにお伝えするかを考えることは必要なく、私自身がいだきで経験させていただいているままに生きていれば通じるのです。今日の存在論にてお聞きしました普遍性を身につけていけば世界へ通じていくのです。年内の今後のコンサートにて普遍性を身につけ、お餅つきを迎えましょうと来年への取り組みは決まりました。人間とし生きる要の要に入ります。あまりに凄い時を迎えています。その凄さをこれから表していけるように生きていきます。ありがとうございます。

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NPO高麗 東北センターにて
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