真あらわる

三鷹でのコンサートは「whole」全体というタイトルから始まりました。音はまさしく全体と表現するよりない音と感じ、音から表われ出る世界は全体でした。全体と一つで生きていけば生きていけることを生命で分かります。大地から鳴る音は、大きな大河が流れる水の音のようにも聴こえ、すべての生命ある存在が一つにある音でした。空間に生きるすべての存在、天のはるか彼方まで広がる世界に生きるすべての存在と感じる音の連続でした。ただならぬ音の連続であり、もはや音と表現するには、的確でないように感じる圧倒されるエネルギーと生命エネルギー満ちる世界でした。「病気ばかりの言語が多様にゆきかい、病名はいくつ位あるのでしょう。「健康」と言えば一語なのです。同時に「全体」をあらわしています」とのメッセージにはっと目が覚めます。全体を、どう理解し、経験するかの方法としての第一歩は、内面であり、体内の軸をしっかり体感するということから始まります、とのメッセージをしかと受け止め、内面を感じ、軸を感じ、演奏を聴かせていただきました。これからの毎日もそのようにしていきたいと考えます。今日の「Whole」をしっかり理解、経験しないで環境を理解することはできないとのメッセージ、健康で長生きすることも叶わないとのこと、健康への第一歩とお聞きし、生きるすべての答えは全体を理解し、経験することと分かります。コンサートで全体を経験させていただき、全体のエネルギーが応援してくれていると感じる瞬間があり、涙が溢れ、心よりありがたく感謝します。全体と溶け込む生命とならねば生きていけないことは自覚しています。今日の経験は体が覚えています。今も尚、全体と感じる音が鳴っています。

第２部では、最後の「表に顕れる真」という言葉が心に刻まれ、驚喜しました。様々なノイズが多い会場内でした。真があらわる時は空間が蠢くと感じ、静かになって欲しいと望みながらも自分の意識もノイズにならないように気を入れ替え、姿勢を正しました。何かがあっという間に通り過ぎ、何があったとかを意識する間もなく、気づいたら、真があらわる空間となっていました。１日２４時間働き続けてくださる先生の働き、大いなる存在の働きがあるので、人が寝ている間に世の中は変わり、自然の生命も変わり、地球、宇宙までも変わり、真があらわる空間となるのだと感じ、人間の愚かさに苦笑しつつも、休む間も無く働き続けてくださっている先生、大いなる存在の勝利と万歳しました。どんなに意識が強く、意識で体を使い生きている人も２４時間働ける訳ではなく、部分に隔っている状態ではとても太刀打ちできることではないと、この世で、人を支配し、コントロールする力が失せていく様も見えました。人間の時代が来ると希望を感じます。

コンサート後にはモスクワの人とズーム会議をしました。パソコンの画面ですがお会いできてとっても嬉しく感じ、良い話し合いができ、とても楽しい会議でした。「高句麗魂」のTシャツを着ておられました。モスクワの空気、風を感じ、世界へ向かい動くエネルギーが湧いてきます。来年のモスクワ、サンクトペテルブルグでのコンサートがとても楽しみです。無事に開催できますことを祈り、日本でも一回一回のコンサートに取り組みます。ありがとうございます。