9月19日琵琶湖コンサート

前日は1日中身体のところどころに黒い虫が這うような痛みを感じ、只事ではない事が起こっていると感じました。それをやり過ごしながら過ごし、19日になると痛みの上に気分の落ち込みもあり、支度を早く切り上げて大津に向かいました。琵琶湖畔に吹く風は重苦しい気持ちを吹き飛ばしてくれました。コンサート会場の一席に身を置き、琵琶湖コンサートの第一部が始まると、神秘的な夜の琵琶湖の色の様な深い紺色が脳裏に浮かんで来た後、そこに現在の自分の苦しく悲しい気持ちが映し出され、そのまま夜の琵琶湖の水に溶け出して行くように感じられました。琵琶湖は親戚一同とても縁のあるところで、そこに映し出されたものとは、何十年または何百年にも渡る自分と近しい人との隔たりの様に見えました。第二部では、それらの隔たりが解かれた後、宇宙と一体化して広がり、その後身体に馴染んで行くように感じられました。痛みがあっても、囚われず前進する頭になろうと感じ、本日は小さな事ですが、新しい環境で、今までどうしてもやれなかった事を一つクリアし、小さな手応えがありました。とどまらず進んで行く時と感じます。ありがとうございました。

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9月19日琵琶湖コンサート

le lapis

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