9月1日 はじまり
9月1日、デイサービスいのちのオープンの記念の会合に、先生、高麗さん、克哲さん、全国からお越し頂いた方々、建築設計の先生、スタッフの方、工事会社代表の方、、、皆さまと尊いはじまりの時を迎えられ、心より感謝申し上げます。
先生の音と映像、お写真、高麗さんの心模様作品、マーブリングカーテン、天蓋、光あふれる美しい空間、ヒノキの香り豊かなお風呂と、、、世にないデイサービス空間が実現しました。先生が日本の未来のために全く前例のない老人ホーム、ショートステイ、デイケア、入浴サービスの仕組みをつくって下さったことが今につながり、高麗さんが「日本の未来」をつくることと見え関わって下さって、ここに始まること、心します。
NPOいのちでこれまで行ってきた訪問看護、介護も、これからはじまるデイサービスも、制度の中で行うことでありながら、お一人お一人が先生とつながることで生命の状態が変わり、元気に、きれいになっていき、たとえなくなるとしても美しくやすらかに逝かれることずっと経験させて頂いてきましたが、あらためてここよりないことを深くうけとめました。先生の焙煎して下さった「いのち」の黒と白のコーヒーは、力強くありやさしく、深く体の芯にしみいりました。
高麗さんが夏の暑い日、広島に原爆が投下された日に、デイサービスの玄関の生乾きのコンクリートの上にひとつひとつビー玉や石を置いて心模様を描いて下さり、高麗さんの真っすぐなまなざしとひとつに、皆で汗だくになりながら過ごした時はずっと心に在り続けます。「一人一人の健康と幸せを願い世界の平和を祈り」一つ一つ置かれたとおききし、自分自身が真にはたらく人間に、とここから心あらたにはじめます。
同じ日に応用コースがありますことが有難く、美しく生きて美しく死ぬことが昔からの日本の美学とお聞きし、次に問われるのが関係の美しさと、、、大事なことが失われているのは現状から実感しますが、取り戻し生きていける可能性に目がひらかれます。美しく強く生きていくことはずっと望みでした。魂と時間とお金、とおっしゃったこと、どれほど時間とお金に翻弄されているのか先生はぜんぶお見通しと感じ、もっと理解し乗り越えていきたいです。魂ある人間となり、美しく元気に生きていく道をひらいて下さり、今この時に感謝します。まことにありがとうございます。天田敬子