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8/27京都のコンサートをありがとうございました。


はじめて、コンサートに参加したときも、雨降りでした。会場入口のコンクリートの天井は、暗く、重苦しく見えました。開場を待つ、行列から、演奏者を崇拝するような会話が耳に入り、異様な空気を感じたものです。当時、私は、お付き合いでこの会場に来たため、その会話は、更に空気を湿らせて聞こえました。
8/27のコンサートは、豪雨のため、雨具と着替えを用意して、会場に向かいました。道中は、お浄めの雨どころではなく、打ち付ける雨に、笑いが出るほどでした。会場に到着すると、会場の軒下で太極拳の練習をしている女性がいらっしゃいました。その横にちょうどよい椅子があったので、靴を履き替え、雨具を片付けながら、太極拳を見ていました。30年以上前、太極拳の先生が、私を何度も誘ってくださったので、もしかすると当時一緒に習っていた生徒さんかもしれないと思いました。このまま黙って座っているのも心苦しく、お声を掛けさせていただきました。私の習っていた太極拳の先生はご存知なかったのですが、その先生にコンサートを誘われたのがきっかけだったことをお話しました。当時、病んでいたので、太極拳をずっと続けていて、このピアノで、自分が病んでいたことが解決されたとお話しました。とても健康に見えるとおっしゃってくださいましたが、せっかくの機会を、私の力不足で、その日は参加されず、残念でした。いつか、その方に、この会場でお会いできるような私になることが答えです。
雨は小降りになり、陽が差し、虹がでているような空でしたので、空を探しました。後でフェイスブックで虹の写真を見つけ、実際に虹が出ていたことを知りましたが、私は見つけられませんでした。目に見えるものや耳に聞こえるものは、自分の状態次第でしか捉えられないのです。さらに、人との出会いは当然のことで、自分の頭に覆っているバイアスを外せないままでは、どのようにしても、好機はめぐってこないのです。
コンサートは、「風雲」というメッセージで、心が晴れ、特別な日であると告げられると、さらに転機であると感じ、身が引き締まります。豪雨の後に浄められた空間です。ピアノの音は、お腹の中に響きながら湧き上がり、身体の中を上昇して、頭部の中心にある器官と直結していることがわかりました。手拍子を打つたびに、はっきりと感じることができました。いつも、この状態でいられるようにと、身をただします。身の回りには、それを狂わすモノが溢れています。わかっていても、その誘惑から逃れられず、無駄な時間を過ごしてしまうのです。これからは、そうした猶予はないでしょう。
仙台、盛岡と続きます。沢山の催しを開催してくださいまして、まことにありがとうございます。

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