8月16日、盛岡コンサートをありがとうございました。

今日は7回目という、特別なコンサートでした。私にとっても特別な日ですので、心して向かいました。講座では、「戦い」のお話がありました。私の「戦い」といえば、恥ずかしながら、コンサート中に訪れる睡魔との戦いです。何かのせいにしたいところですが、こればかりは、自分の状態でしかありません。どのように、起きていようと頑張っていても、頭が垂れ、その垂れた頭は、音と同時に後ろに引っ張られ、その弾みで目が醒めるのです。その状態を、何とか克服したいと、盛岡に来てから、ずっと考えていました。
今日は、久しく投稿していないWEBサロンに投稿し、できる限り、身を軽くし、臨みました。寸分の隙もない先生のお姿から、戦いに挑む、凄まじい気迫に、圧倒され、身を糺しました。一部のコンサートメッセージは、「超越」でした。超越したいと試行錯誤しながらの今日です。自分自身のアイドリングの、緩さと、その長さに苦笑しながらも、ピアノの音から、体から力を抜くようにと、聞こえました。ピアノの音に身をまかせていると、体が軽く感じられ、拓かれた宇宙空間に超越する経験をしました。二部の銀河鉄道は、私の両親をはじめ、亡くなった方々の魂と共に、広く澄んだ空間に身を置かせて頂きました。そして、世界中に、その空間が拡がり、一人一人の内面に拡がる宇宙が繋がり、何もかも、一気に変わるように感じられました。
そのように感じられたのも、コンサート後、先日、インターネット上で、私にアクセスして来られたインドの方が、ライブ中継に参加されたとのメッセージが入っていました。多くの方が、あらゆる経路で、求めておられるのです。
今日のコンサートは、はじめて、自分の存在を問い、考えることができました。終盤の演奏は、体の中心へ入っていく手拍子が心地よく、動きの中で、この中心を感じ、生きることを経験させて頂きました。誠にありがとうございました。