KEIKO KOMA Webサロン

4月11日


父の葬式では沿道を幾台もの車が埋め尽くし交通整理の警官が3人いて大変なことになっていたとは後から聞いたことです。亡父は政治記者でしたので自宅で葬式など以ての外、何をしているのだと叱られましたが私は18歳、母も私もただただ貧乏暮らしで考え及びませんでした。父の命日である本日、いだきしん先生から言われたことのある弱点に気づきました。受講して高麗さんに言われた父と似た傾向を思います。名誉、見栄、です。政財界の要人と対等以上の付き合い方をする父に卑怯な評論家と最後通牒投げつけた後国内初めての政治ストを打った高校で深夜帰ってきた私を最寄り駅で待ち補導しようとする警官から守り説諭皆無の父。マラリアに罹患し生きる希望失い帰国した後レッドパージの波で生き残る為骨ある記者たちは筆を折り、新聞社に行っても楽しくないと言った父。多くの知己に助けられ四人の子と妻と母とを養い嘘を言えないばかりに座談会で無発言となり何度か放送事故紛いになったこともありました。偽り多い生き方をしてきた自分は父を非難するどころか卑怯以上の卑怯ものです。いだきしん先生、高麗様のお陰で真っ当な方向に生きられますこと、本当にありがとうございます。20数年前物盗られ妄想で心配になった頃の母がお気に入りの椅子からやおら立ち上がりあなた、本を書きなさいと申しました。母はなかなかないはつらつとした顔で本の題を告げました。「はればれとした生活」、生活してる?と先生の講座でのお言葉に亡き母の言葉を何度となく思います。いだきしん先生、高麗様、毎日の中心を柱をありがとうございます。

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東京高麗屋にて
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三鷹市芸術文化センターにて
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三鷹市公会堂 光のホールにて