3日間、ありがとうございました。

渋谷さくらホール、風のホール、「ジェンダーを巡って」講座と、3日間の催しをありがとうございました。私にとっては、今だに消化不良ですが、その経験から少しづつ、理解が深まっている日々です。ちょうど、ギリシャ哲学を知るにつれて、当時の、奴隷と女性は、どうだったのかと、関心事が膨らんでいたところでした。

私は、シチリア島のエリチェを訪れた時、エリチェの山に虹がかかりました。その虹をみたとき、高麗さんが詩に詠んだ、「天の理想をこの世に実現」と、その一文が、浮かびました。アグリジェントを訪れたとき、遺跡から当時の賑わいが伝わりました。そして、その天の理想を、この世に実現させようと、何度もそれを試みた息吹を感じたことを、思い出しました。

今日のビデオ講演会にお話された、その一文が心に響き、今まで訪れた多くの国の遺跡の風景が脳裏に浮かびました。

昨年の5/31に開催された渋谷さくらホールの「女と男」から一年経ち、私は、とても楽しみにしていました。「熱量」というコンサートメッセージに、戸惑いましたが、ピアノの音が、体内に響き浸透していきました。まさにこれが、真髄と、歓喜するとお腹から頭上に熱いエネルギーが通りました。

そして、5/31のコンサートメッセージは、とても長文で難解でした。しかし、時空を超える経験をしたことは間違いありません。その経験があってこそ、自分の関心事と、自分の命との関わりを、考えさせられる講座となりました。この命は何を成そうとしているかを、示される三日間でした。それ故に、それを考えると身震いをします。

誠にありがとうございます。