2月15日三鷹コンサート
朝から鬱陶しい天気で、午後からは突風も吹き、大きな変化が表れる予感のする日でした。ライブ配信で拝聴しました。12日の大津コンサートで祓われた観念の残骸が頭に残っている状態で、残骸をどうこうするよりも、中から涌き出る何かが無いものかと思い、今まで過去は振り返らないようにして来ましたが、昔好きだったものをもう一度調べてみたりして、懐かしんでいました。
第一部、第二部のタイトルの要は「情熱」。
素晴らしいタイトルでした。
聴きながら今の自分の状態が、どうなっているのかと感じると情熱の欠片もなくなっているミイラみたいで、急に「干からびた胎児(E.サティの曲のタイトル)」が頭のなかに浮かんで来ました。干からびた身体に沢山の情熱を注いで頂いているような感覚で、いつも周りからエネルギーを取られる毎日も、もっと乗りきって行けそうだと感じました。第二部も身体が温まる感覚が続き、もう少し頑張れると思えました。
先日の迎賓館ライブ配信のなかで、いだきしん先生のお話しで「ピカソの絵ってそんなに良いかな?」というのがあり、皆が良いというのが良いのか?という意味で言われたと思いますが、ピカソがどうこうというよりも、
個人的にはダリやマグリットの絵が好きで一人で好んで画集を見ていた過去を思い出し、周りからpsychoとか変な人とか言われるのも嫌で、大勢いてもいつも孤独と感じていました。変な絵でも、あれだけ表現出来る事が素晴らしいと、表現する術が乏しい自分が全く面白くなく、一時は色々なことを調べ、随筆家にでもなりたいと思い、色々な芸術家に憧れた日々を思い出していました。
今朝は憂鬱で頭のなかに流れる曲は「グノシエンヌ第一番(E.サティ)」で、観念に囚われるよりも、何か音楽でも流しておけば良いだろうといった感じです。
表現できなかった過去を色々悔やみますが、今後は色々な形で表現していきたいと感じています。ありがとうございました。