2日間の迎賓館高句麗伝説をありがとうございます

5月13日高麗さんのお誕生日。「迎賓館高句麗伝説」本番前、美しく大輪のお花のようなお姿でお迎えくださり、こころより感謝と御祝いを申し上げます。

スカッと晴れ渡る青空、心地よく風にそよぐ樹々の葉音、山道に流れる小川のきらめき、たからかな鳥達の歓喜、芳しき初夏の香り。。調和した空間からの祝福に満ちて、美しく、忘れられない比叡山での1日でした。

厳しい状況の中にあっても、細やかに準備をしてくださり、貴重な一席に参加させて頂く機会いただき、ありがとうございます。参加へのプロセスにおいても、自身正すこと多々あり、すべてがこれからを生き抜く上での学びの連続です。

コンサートでは、ど迫力のいだきしん先生のピアノの音と、高麗さんの渾身の即興詩に、内面は破壊と創造、破壊と創造が次々に繰り返されるようにしあり、ただひたすらに駆け抜けた体感でありました。


5月14日
これまで苦手意識のあったあることに取り組む気持ちうまれ、これから変われる予感、新しい朝を迎えました。


水の神秘
一粒に秘められた生命の記憶
目前にあらわれた大きな美しい水の玉に
思わず心の中で手をのばそうとした瞬間、
高麗さんのお声が同時に「しずく」、、と
語りはじめられ、大きな驚きと感動がひろがりました。美しいしずくは高麗さんの麗しい声とひとつに、渇いたこころに染み入り、満ち満ちて、あふれるような生命の輝きと躍動を教えてくださいました。

クラリネットの音色とお父様の詩から感じたのは、おおきな大きな木の下に集い、皆で助け合って生きる安らかな世界です。過去に生きた人々も、今生きる私たちも、自然も、地球も、宇宙彼方までも身のうちとなり、境なくひとつである世界。全く新しく生きてゆける「愛」の経験をしました。ここで生き、成長してまいります。

尊い2日間を、向かう日々を、明日からの日々を、ありがとうございます。

河合光代