KEIKO KOMA Webサロン


奈良高句麗伝説をありがとうございました。
真か否かが顕になり、嘘、偽りの歴史を自らの中にまた関係の中から互いの中に見、想像を絶したおぞましさを認め、受け容れ、5日間の経験からはじまったこれからを感じています。いだきの存在に感謝よりなく、本当にありがとうございます。
奈良高句麗伝説の会場に着くまでに落し物、無くしものを連発し、wifiルーター、iPad の電源は同時に切れ、感覚的には心地よい幸せとは程遠い奈良でした。厚い鎧を纏ったような状態で始まった大和郡山の地での高句麗伝説で、先生の音、高麗さんの声が分厚い鎧のような皮膚からより入ってこず、内面にやっと届いたことは、日本の美しい自然と一つに生きた魂の存在でした。天を断ち切ることも自然を支配することもなく、自然を自然のままに活用する術を知り自然と一つに営んだ人の暮らし、魂を感じたとき、美しい国づくり、美しい日本の国を感じました。2000年前の遺跡でさえ上に覆われた何かによってか、地に沈むような重厚感に満ち、本当のことを知る余地もない感覚にとらわれていきました。公演中深い無限の彼方に胸のうちにあった偽りの塊が一つまた一つとポロポロ落ちていき、消えていきました。嘘、偽りを落として、落として、純粋な生命に出会うまで落としていった先に、何があるかはわかりませんでしたが、終演後には、身に纏っていた鎧は消え身が軽くなっていました。
騙し合いを表現しロマンを表現してくださった迎賓館コンサートから動き出した内面の変化があらゆる現象に現れはじめてもいます。ひとつ分かれば全て解決するかと思い込んでいたことも愚か、次々と嘘、偽りが明らかになっていくプロセスにいますが、自分と100%一体化していたロマンが外れ、生命そのまま、現実そのものを見えるように変わりはじめなければ永遠に幸せを経験しないまま、偽りの幻想の中で生を終えていたと考えます。奈良高句麗伝説のアンコールに互いの生命を受け容れあい、尊びあい、愛し合う、真の愛を経験したことが生命の裡に確かな手がかりとなり希望となっています。
本当にありがとうございます。

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迎賓館にて
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狛江エコルマホールにて-3
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京都府立文化芸術会館にて