言葉

胃の痛みで目が覚めてしまい、ついには起き上がりウェブサロンを開き、高麗さんがお撮りになった花々の麗しさに心身ともに癒されております。ありがとうございます。胃の痛みの原因をベッドの中で考えていました。関わる人の状態や、周りの現象に心曇らせてそれをなんとかしたい一心で人に伝えたり言葉にしても、どこか表面的である気がしていました。そうこうするうちにまた胃が痛み出しました。本当は何なのか、この不安の元は何なのか、命を感じる事はできないとは知りながらも、表面的な心のことではなく、命のところでは何を恐れて何を思っているのかと突き詰めて深く潜り込んでいくと、やはり人が、生きていくことも困難であるように生きているのが、辛くてたまらないと言うことがわかりました。分かった瞬間だけ、胃の痛みが消え失せました。この、内面深くにある、微かにしか感じられないものであっても、そこが中心であるならばそれを言葉にしないと、結局は「本当の言葉」ではないのだと気づきます。と考えていると、いかにこの世は借り物の言葉に溢れていることでしょう！まさに「茶を濁す」ように言葉を使い、それで普通に真っ当に生きているつもりでいるなんて、と恐ろしくなります。命から生まれる言葉を話せるようになりたいと切に願いながら、先生のお話しになる言葉、高麗さんの紡がれる言葉に、心馳せております。また眠ります。ありがとうございます。