人間に
雨降りの一日、早朝からの仕事の場で、ひとりの人生、生命を想いました。先生が受け容れ、わかって下さることは、どれほど魂むくわれることかと、はかりしれないお働きにただただ頭を垂れました。美しい生命、魂 感じることと、裏腹に、直面するコロナ禍や世の中の状況がはだかるように感じ、向かった応用コースでした。
隙間ない一日から応用コースの一席にたどり着き、安堵し、先生のピアノは身体深くに響きました。本音のお話は、あらためて深く受けとめます。時として生命の要求である本音により道ができ、これまで生きてこれたのですが、ちゃんとわからず曖昧な有り様は嘘つきやとぼけた状態を自覚なくやっていると、腑に落ちていくことがあります。よけいなもの、曇りは、これからはもう一切だめだと。老人ホーム、仕事のお話、先生の姿勢に、これからを示して頂き、糺されました。自分で考え、答えを出していくこと、その場で解決していくこと、あらたな生き方を身に着けていきます。
2021.6.30、銀河鉄道に表現された「世界戦略」、その方向性へ、ともに生きていくこと、熱く力湧いてきます。「世界へ」と心に浮かぶと、胸が拡がりときめくのです。6月の20回のコンサート、身を運び、あるいはライブ、オンデマンドでのかけがえのない経験をさせて頂いた生命を、真に活かしていくことがこれからの人生です。日本人の心取り戻し、人間になること。そして、アーティストのように、ということが心にあります。ことばに尽くせない経験、いまこの時、先生、高麗さんに出会えた生命、自分の生命のことばであらわしていく、これからです。まことにありがとうございます。
6月のあまりに尊い機会の直後、7月のはじまりに応用コースを開催して下さり、まさに次に向かえるよう身も心も解き放って頂き、心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。
天田敬子