内なる表現

府中の森芸術劇場でのコンサートに参加させて戴き、感謝と喜びのまま、無事に京都に帰りました。ありがとうございます。
はるか彼方からの壮大なる一音から、懐かしさと安らぎに包まれ、聡明で深くひろい、何をも受け容れる大地の豊かさの経験を、思い出すのを留めながら、一音いち音涙しながら集中いたしました。やがて天から手を差しのべられ、引き上げられる様に大きく吸収され、一部の最終音にて中心が整いました。
全ての人の人生のために、常に、働き続けてくださいます空間の中で、助けられて生きていられます事を感じますと、涙より無い一部を経験させて戴きました。
2部は、どう生きるのかを問われ続けられている様でした。自分の中では、決めている事が表現に至らない事の、拉致のあかない小っぽけな自分に不安を重ねて、振り回されている事を自覚していく中、最後は、どこからとも無く問われ、内で発した言葉は望む自分であり、空間に溶け込んでいった、一瞬に似た最後は、帰路に着き、永遠への希望を得られる様に感じて安堵しますと、一部で思い出したかった懐かしさは、ヒマラヤのコンサートから感じた大地と重なっています。
いつも真にありがとうございます。