12/24,25仙台コンサート
いだき先生、高麗さん、2日間の仙台でのコンサートをありがとうございます。また、高麗さんのお体が大変な中、仙台でコンサートを開催していただいていることに頭が下がる思いです。
久しぶりに来た仙台は、コロナ禍のせいか、街中の人が少なく、活気がないように感じました。
クリスマスイブとクリスマスに開催される2日間のコンサートは、何か特別な意味がありそうで、(いつも特別なコンサートだと思いますが)とても楽しみに参加したコンサートでしたが、思いがけず不調に見舞われて、苦しいコンサートでした。
昨日のコンサートは、目の奥の痛みや頭痛がずっと気になって、コンサートに集中できない自分がいました。
本日のコンサートは、始まる10分前くらいから、胸の圧迫感があり、高麗さんがメッセージを読み上げている時から、息を吸っても吸っても苦しくて、吸っているつもりなのに、空気が入ってこない感覚があり、先生の演奏中に倒れたらどうしようと冷や汗をかきながら、演奏が始まってしまいました。ピアノの演奏を聴きながらゆっくり吸ってゆっくり吐くを心がけているうちに、あっという間に第一部の初めの20分の演奏が終わり、そこからやっと息を吸う感覚が戻ってきました。まだ息苦しさが続いておりましたが、初めよりはましになり、何が原因かを考えながら、第一部の後半をお聞きしていたところ、ふと自分の中に、「生き方が堅苦しいんだよ」という言葉が生まれ、「確かに笑」と自分で答えていました。その瞬間、ふわっと肩の力が抜けたのと、先生の演奏が私の堅苦しい生き方の壁をぶち破るように激しく力強い演奏で、壁がぶっ飛ばされたような気がしました。
第二部は、きちんと呼吸ができるようになり、先生の演奏に集中することができました。
最後まで、胸の圧迫感が残っておりましたが、アンコールの時の優しい音色が、胸の傷口に優しく染み渡り、全身癒されて終わりました。
一つ、自分の生き方の癖に気がつくことが出来て、本当に良かったです。
ありがとうございました。