10/6府中コンサート
10/6府中の森芸術劇場ウィーンホールでの素晴らしいコンサートに参加させて頂きありがとうございました。
第一部のパイプオルガンは素晴らしい音色でしたがなかなか内側に音が響かず、自分はやはり駄目なんだと感じました。演奏をお聴きしながら、そうやって自分で自分を良いとか悪いとか評価している自分をおかしいと感じてきました。ある人の顔が浮かんで、不思議に感じながら演奏をお聴きしていると、人から言われた事、他人からの評価に左右され生きている自分の状態がよくわかってきて、顔が浮かんだ人の事を考えると、その人は私から見て、そのままで生きていると感じられる人でした。そのままで生きることは美しいと、自分の意識の歪みをわかり涙が溢れるのでした。ピアノの演奏が始まり、胃が痛くなり、徐々に胃の奥が痛くなりました。涙が出て、なんで涙が出るのか分からず鼻水もぐじゃぐじゃになって、胃の奥に抑圧された何かがあり、触れるだけでも痛くて涙が出るのです。演奏は優しく、ダイレクトに身体に響くので無く、自ずから何かに気付くような空気や場を創ってくれているような優しさで、それも泣けてきます。演奏をお聴きしていると、作り、作られてきた自分と言葉が浮かびます。そうじゃなく、そのままが美しいのです。演奏が続き、子宮を感じていました。今の自分は本来の女性性とは明々後日の方向に居るくらい遠いと感じられます。本来の女性性とは何かはわからないけれど、今の自分は女だかなんだかもわからない、古代の女性性とは随分違うものになってしまっていると演奏からの顕れにより感じられました。
第二部の演奏お聴きしていると、子宮が痛むように感じ、普段あまり無い生理痛のように子宮が重鈍く痛みました。演奏は美しいのですが、とにかく子宮が痛く、重苦しく、しんどい時間が続きました。痛みが徐々に溶けてゆくと、子宮は聖なる器と感じられました。こんなに神聖な器を宿している身体を普段は蔑ろにして生きて、愛がわかる訳がないとわかり、ただ子宮の働きが蘇ってゆく事を感じながら神聖なる演奏を身体で感じ、ありがとうと言葉が生まれます。ある時に、突然立ち昇ってゆく体感があり、頭で愛が感じられました。神聖な心地良さを頭で感じ、とても気持ち良かったです。神聖な働きが世界中を巡ってゆくようでした。
アンコールでは心臓が感じられ、意識では決して到達出来ない深く広く神聖な演奏に身を任せました。
幸せな経験でした。
ちゃんと経験を言葉にしつくせません。
本当にありがとうございました。