1月20日府中コンサート

府中の森芸術劇場ウィーンホールにてのコンサート2日目に参加させて頂きました。

第一部では、パイプオルガンの音をお聴きしていると、この音は好きと感じる音に何度か出会いました。懐かしいような胸の奥の方に触れるような体感がします。解体と再生というメッセージをお聴きして、ドカドカと壊れていくのかと思いましたが、演奏は一音一音が深く深くに響いて、忘れていた昔にあった事が蘇りなくなっていく、不思議な染み入るような音でした。ガチガチに固まっていたものが解れていき、ゆっくり動き出すようです。

第二部になり、お腹の底から何かがムクムクと湧き上がってくる感じに驚きます。生命がただ使われてなくなっていくことのない世界、生命が歪むことなくそのまま活き活き伸び広がっていく世界が、ここにある、と感じます。ここが中心と感じます。この世界で生きていきたいと望みます。

本日は、大変得難い経験をさせて頂きました。

ありがとうございます。

ありがとうございます。

平野優子