7月
感謝という二文字では到底表し切れない深い気持ちがあります。これから、歴史的、先駆的な人間として生きていくこと、未来を拓いていくことが御恩返しと考え、禮を尽した日々にして参りたい所存でございます。豊かさを示すと書く「禮」も、日本の神々が常に寄り添い生きて下さるを表すことでもあると考えます。出会い無くしてはとてもそのように生きられない人間にも関わらず、過去の一切を浄めていただき、今ある美しい生命を奇跡と言わずなんと表現したらよいのでしょう。奇跡の人生を歩める幸運を世界に広げて参ります。
7月がはじまり修行は日常のすべてとなりました。最初の難関はデジタル機器やSNSを使わざるを得ない環境に対する異和でした。ここをどのように乗り越えるかを考えていたとき、いだきしん先生がかつて「メモ帳とペンを持ち歩いて」おられたことを思い出します。紙に書く、気持ちを書く、本音を書くこと、その行為は神に通づること、自分自身を取り戻すとても重要なことと身に沁み気づいた次第でございます。
盛岡コンサートのアンコールの響きはもちろんのこと、渾身の御演奏から生まれた音は生命の中に光として生き続けています。音と光あらわす美しい身体を目指します。
「無事に開催できました」とおっしゃる高麗様の御言葉の深さを理解できる人間でありたいとのぞみます。いつも丁寧な書き込みや早速のヴォイス講演会など本当にありがとうございます。とてもありがたく感謝申し上げます。