KEIKO KOMA Webサロン

12月3日京都コンサートオンデマンド配信をありがとうございます。


京都コンサートをオンデマンド配信で今日聴かせていただきました。
ありがとうございます。

3日はちょうどコンサートが始まる6時に店に行きました。しかしなんとも眠くて仕方がありませんでした。おきゃくさんも少なく、やることがないせいもあるのかと思いましたが、眠いまま、気がつくと、コンサートは第2部の中盤かな、という時間でした。お客様もその頃には客席が半分以上埋まっていて、注文取りや片付けなど体を使っていました。眠気は覚めていました。

オンデマンドで聴かせていただいた第1部のパイプオルガンの演奏はとても心が穏やかでした。コンサートツアーで行かせていただいたイランや、ブルガリアでの経験が蘇っていました。イランでは砂でできた小さな山を登ったとき足首のあまりの硬さに自分自身で驚きましたが、ブルガリアで道のない丘を滑りながら駆け足で降りているときにあんなに硬かった足首がなんの問題もないくらい柔らかくなっているのに気がつきました。自然豊かなブルガリアで蘇ることができた経験はありありとブルガリアの空気とともに今も消えることなくあり続けています。日本に帰るため飛行場までのバスの中で見た自然の木立が映る窓越しに、なぁんだ、自分そのままでいればいいんじゃない、とあっけないほど当たり前にわかったこともブルガリアでした。自然に受け入れてもらえるように生きていきたいと感じていたら、突然パイプオルガンの音は宇宙へと放たれたように、地球の海の水がぜんぶ集まって噴射され、その上に宇宙があるような、ものすごい勢いで下から上へと、天高く噴射されたかのようでした。地球の歴史、外国の歴史が噴射された勢いのなかで、絵のように、見えるように、宇宙へとそのまま飛翔していきました。その地球に住んでいる命、生命が愛しくてなりませんでした。

あれほどの1部を経験させていただいたのに、2部は、さらに涙でした。とてつもないと感じた存在は母なる宇宙でした。この世に生まれた生命はみなここにあり、帰る、母なる存在。すべては帰る源の存在にやさしく包まれ、柔らかい一条の光がしずかに命の深奥にさらに語りかけてくれるように注がれました。
ピアノの演奏のとき、ふいの一音がいだきしんサウンドから左の耳にあっというまに抜けていった体感があったのですが1秒もなかったように感じることでした。オンデマンドでも配信していただけ、経験させていただけることにただ感謝しかありません。雨の土曜日の静けさも加わり、ありがとうございます。

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