KEIKO KOMA Webサロン

12月1日のコンサート


いつでもコンサートがあるとは限らない、すっかりこの恩恵に慣れてしまっていることを感じた12月始まりの日のコンサートをありがとうございます。

ピアノの音色がこんなにも美しいことがあるのでしょうか、どうしてこんなに美しい音色が出るのでしょうか、先生だから、とわかっていても本当に美しいピアノの音色に身も心も浸りました。

2部になり、あるとき、瞑っていた目を開けなければという衝動が起きました。それほどのことが起こったのだと、先生のピアノがどーんと鳴り響きました。特別なことが起こったことだけわかりました。ピアノを弾かれている先生と舞台上に何かが見えたわけではないけれど目を開けて共に一つにいるという意志がありました。
美しい音色は星になり、自然界と一つになりながら、とちゅう教会のような中世の頃の石の建築物が崩れ落ちていくように見えました。陰湿な過去の遺物が崩壊していくように感じながらも光りは増してゆきました。これほどのコンサートのなかにいて光りのように新しい人間になっていくとは…を考えました。自然がそのままあるように、循環しているように、ありのまま、そのままでいいんだよと自然のはたらきをみます。意識的なことを取っ払えば愛が満ち満ちているのです。
愛の音をお聴きするとどうして涙になるのでしょう、涙が全身から湧いてきました。これからの時を生きるために開催してくださったコンサートです。
ありがとうございました。

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福井バザール会場にて
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京都コンサートホールにて
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レバノンにあるシリア難民キャンプより