100色の風
五女山の風の色は100色あるとの先生の表現に、胸の内に100色の希望と夢が生まれ、広がりました。風は魂の声であり、存在を感じます。1998年8月、母が亡くなり、初七日も過ぎない頃、同年5月に続き、再び五女山まで行きました。先祖の地であっても現在は外国人である私は五女山に入ることは法律で禁じられていました。長い悪路を行く旅路の末、やっと辿り着いた五女山がある桓仁県のホテルに入ると、「歓迎 高句麗王直系子孫 高麗恵子さん」と中国語で書かれた横断幕がかかり、副知事さんにお出迎えいただきました。それからは朝に、昼に夜に接待と称し、監視付きとなり、行きたい五女山に行くことは叶わず、出直すことを心に誓い、全ての予定を変更し、日本に帰ってきたのです。それから8年後、9月ブリガリアでの「高句麗伝説」が終わり、帰国すると、五女山の写真と「恵子さん、五女山で待ってます」というメールが届いていました。突然五女山の風が吹き、胸の内は希望とときめき色でいっぱいとなりました。10月10日、最も紅葉が美しい日と言われる日に念願の五女山行きが叶ったのです。世界遺産に登録されたので、外国人も入ることが許可されるようになりました。五女山に登る999段の階段を登る時、風が吹くのです。風とひとつに何の苦もなく登りました。五女山の風は魂の声、存在であることを生命でわかりました。魂総動員で喜び迎えてくれました。
先生の演奏とジャンダーにて表していただき、五女山の風が蘇り吹いています。この風と共に生き、悲願を成していきます。そして世界の平和実現に向かい、一気に動いていきます。3日連続のコンサートの初日から、真の存在に出会い、魂は覚醒しました。覚醒してお聴きする先生の演奏の素晴らしいことにただただ感動し感服し、おおいなる存在との出会いの瞬間瞬間を経験しました。覚醒すると全てが見えるものです。ただ眠る為に一席に座ることなど今後は決してできないあまりに尊い神聖なる場であります。覚醒し続ける先には世界の平和が見えます。
3日間のコンサート、昨日のジェンダー講座の経験を語りたくビデオ講演会をさせていただく機会を得、とてもありがたいです。今後は経験を活かしていく動きをはじめます。コンサート初日に六本木地下ギャラリーにてビデオ講演会をさせていただきました。地下の不思議な空間故か、時が変わった故か、時空を超え語っている感覚がとても不思議で、自分の資質を活かすとはこのことと生命で感じたのです。時空を超え、魂の声、本音を語ることは世界につながっていることを体感しました。本気になり、平和を実現できるように動けば、いくらでも手はあるのだと見え、とても希望を感じました。
今朝は、4日間に渡り、生命丸ごと経験させていただきました愛、五女山の愛が生命に息づいていました。畏れ多い力を感じ、頭を垂れます。先生がお生まれになった時代に生を受けたので先祖は先生に会えるように導いてくれたことは生命でわかっています。魂も受け継いていたので、お会いできたとはどんなに感謝してもしつくせません。今まであまりに愚かであったことは心より申し訳ないと謝罪するよりなく、同時にそれでも今、生命あることに深く感謝し、今、生命があるので、人類史上はじめての人間の時代を必ず切り拓き生きていく、と揺るがぬ意志が立っています。内から生まれる力を表し、今後は真の力を発揮しはたらきます。
明日は、日付けは今日となりましたが、午後7時より六本木地下ギャラリーにてビデオ講演会をさせていただきます。不思議な空間で不思議な経験ができますことは、新しい時代を切り拓くと見えます。ありがとうございます。