魂
今日は、昨夜仙台高麗屋でピカピカに輝いていた三人のセクレタリーチームのメンバーと一緒にシリア大使からご招待を受けていました、映画の上映会に行かせていただきました。会場に着くと、今日も皆光輝いていました。チケット販売はこの世の修行であり、最高に生命が輝く経験とわかる皆の輝きです。この映画は実話です。パルミラの遺跡を研究し続けた考古学者が、埋蔵品を出さなかったが故に、斬首され、お亡くなりになった実話を映画にしたのです。今日は御命日であったのです。詩人であるシリア人を表す場面からはじまり、台詞の言葉はすべて魂の表現でした。この度の国創り行商を共にした仲間が美しい言葉が国創りと気づいたことをちょうど出がけに家に来た時に話していました。美しい生命から生まれる美しい言葉、音で表現することが魂の表現とわかります。今日の映画のセリフはすべてが魂の表現でしたので、胸の奥深くに直球が投げ込まれたように胸が動き、涙よりありません。兵服を脱げば、殺されないのに、最後まで脱がずに戦い殺された兵士。地下に隠れていた時に、死ぬ時に隠れたままでいることはできず、「地下に隠れて死ぬ為に生まれてきた訳ではない」と表に出ていくのです。密告する人をみつけた時、その兵士を匿った人は、匿った自分も兵士も殺されるので、裏切った人間は裏切りを繰り返すので、密告者を殺そうかと相談している時、兵士は「シリアには同胞を殺す武器はない」と言い、殺さなかったのです。が、その人は再び裏切り、密告し、兵士は殺されました。魂売ってまで生きることは選ばず、死んでも魂を貫くことばかり語られるのです。死に際し、詩によって気持ち、魂を表現していくのです。密航者の妻は、夫が密告した瞬間、離婚すると訴えました。夫は妻や娘が屈辱を受け、卑しめを受けない為にしたと訴えました。妻はこれほどの卑しめはないときっぱり言い放つのです。遺跡を研究し続け、守ってきた博士の目の前で貴重な彫刻をハンマーで壊していくのです。博士は、偶像崇拝と言うISの兵士に歴史は未来を作るものであるので、シリア人の精神そのものと言いました。すべての表現は人間とし最も大切な愛、魂、精神を表していました。それを潰す為に、パルミラの遺跡を壊し、人々を殺害していくのです。人間のすることではありません。こんなことを許してはいけないと強い意志が生まれます。シリア人のアイデンテイテイーを潰す為に行っているとはシリア人がおっしゃることですが、私もそう感じました。このことが現実に起こっているのです。何もせずにはいられません。すぐに実行していきます。そして、何より国創り行商活動と銘打ちはじめたこの活動をきちんと行うことがお役に立てるともよく見えました。美しく生き、生命の言葉を表現していくことは人の魂に触れ、魂取り戻します。魂、精神をつぶそうとしているこの勢力は何なのかと。。。魂表し生き表現していくことで国創りをしていくことは、世界を変える力となると見え、益々やる気が満ちてきます。
会が終わると、外国の記者からビデオメッセージを依頼されました。いつもビデオメッセージを撮影していただいていますので、今日は外国の方が撮影してくださるのかと感じ、いつもしていることですので、すぐに表現でき、よかったです。シリアへ支援物資を送る件でも大使がご紹介してくださり、出会いがありました。魂の表現を聞き、胸動き、出会いが起こり、事が成っていきます。素晴らしい会合でした。皆様にご覧いただきたい映画です。この映画を見て何もせずにはいれません。グスグズ生きている訳にはいきません。人間とし美しく生き、どんどん動いていくことが世界を変えていくということの中身が今日も見えました。ラストの詩は「祖国」についてです。祖国は生命とひとつと感じ、涙よりありません。故に祖国を失うということは「亡命」となるのだとわかり、高句麗滅亡と重なり、胸震えてなりませんでした。日本の国をなくすことなどあってはならないことです。子孫の為にも国創りは必要です。ありがとうございます。