魂総動員
かつて経験したことのない一日があり、表しようのない初めての朝があります。心の中に色とりどりの光が舞い、間違いなく昨日と同じ私でありながら知らない私なので今日を生きることが楽しみでならないのです。
6月21日に開催して下さいました、びわ湖ホールでのIdakiShinコンサートに参加させていただき誠にありがとうございました。ロビーで高麗様がビデオ講演会にてお話し下さった時、何がというわけではないのですが愉しくてうれしくて、新しい宇宙人から宇宙語でお聞きした感覚で、ときめきが心に残っています。書き込みも大変ありがたく、高麗様の静かで深い文章に引き込まれていくとき、好きだった伝記や神話に接してなんとか生きる希望を持ったことが重なることに気付きます。
冒頭のピアノ。あの瞬間、音とも光とも言えないあの音とメロディーに目覚めた内面があります。時間のない、はじまりもない。そして更に光差し、やさしくて、繊細で美しい音色。たまらなく好きです。生きてこの音に出会わせて下さり心からの感謝が湧き起こります。やがて波間から龍神あらわれました。見事なお姿に神をみます。ピアノは再現できませんが胸の中で鳴る凄まじい響きは生なる音、生きる源です。想い出しただけでも涙溢れます。びわ湖は古代湖です。地球に点在する古代湖は共鳴し日本からの真を伝えたのではないかと感じます。“宇宙の外”は見当もつきませんが、宇宙から地球をみました。此の世の事には囚われなく生きれるはじまりを生きています。
第二部では何故かコンサート中に此の世には居ない人々が目に浮かびました。2年前父が亡くなり葬儀翌日に訪れたコンサート会場でもあり、どうしても思い出してしまいます。今は何度誘っても来ない母を想いました。あの時頑なな弟も共にあっさり来れた理由は、連なる魂の大軍所以とわかりました。二人とも「高麗さんに御礼を言いに行かないといけない」それだけを口にして来ていましたが今生きている人間や父の気持ちだけではなかった事を、入り口で迎えて下さった高麗様の御言葉と光景が蘇り解ります。なんだか必死でしたのでよく思い出せない期間です。父を想うと未だに涙こぼれるこの気持ちは「魂共に」と繰り返し記して下さいました高麗様の御弔文を読み返し、新たになりました。過去に生きた人々と共に生きることは私が想像できていた生き方とは違いました。使命感も義務感も何もありません。人間が作ったツクリモノは何もないです。人間生命は、軽やかで、美しく強く愛に生きれることを学びました。
全国各地から、連続コンサートに参加される方々と交わす何気ない一言、お姿に愛の連帯、連なる魂を見ました。魂総動員。こんな楽しい人生を真にありがとうございます。今日から3日間。更に身が引き締まります。何卒よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございます。