魂ひとつに

3月11日、東日本大震災から10年目の今日、京都でのコンサートをありがとうございます。ライブ中継にて参加させて頂きました。
10年前の当日のこと、そしてその後の10年の様々なことが浮かび、ここから生き直す気持ちで臨みました。
時空を超えてたくさんの魂ともに聴く音の連なりは、存在あらわれ畏れを感じます。かなしみも痛みもとけていき皆ひとつに、光の空間を上昇していくようでした。
高麗さんがよまれる先生のメッセージに魂震え、二部のメッセージの「魂に報いること」というお言葉が心に刻まれました。
日本中、世界中、理不尽に生命失うことなどない、あらたな未来をつくっていく一人としてはたらき、生きていきたいです。はるかどこまでも強く響き渡る音は、生命、魂ともに鳴り伝播し、大きな動きが生まれると感じます。要の時を、のがさず進みます。
尊いコンサートを、まことにありがとうございます。
天田敬子