高知にて
お写真のアップありがとうございます。比叡山から生まれた青の美しいこと、いつまでも眺めていたい青です。ふと、地中海の香りがする青かなと感じ何故か織田信長の衣装の色とも感じました。それに続く比叡山の空の青も思索する日の空の色のようで、これもまた、何故かパリと古の日本の空が思い浮かびました。
先日ディにいらした女性は「カフェはね、哲学を語るところなのよ。高知に戻ってきて一番嫌だったのは哲学を語ると貴方おかしい、と言われたことなの」おっしゃっていました。
ディの職員に高麗さんの本を読んで感じたことを書いてもらいました。失礼な言いまわしかも知れませんが、おそらくずっと目先のことに追われて真面目に生きて来られたのではないかなと感じる職員は「出会い」を選びました。読んで時は変わったと感じましたのでここに転記します。
“高麗恵子さんの「出会い」を読ませて頂きました。普段「生きる」事とか「生命」等、考える事はほとんどありませんが、何度か本を読み返している間、今迄の人生、家族、友人、その他と色々思っている自分がありました。今、私自身の夢というか希望はやはり家族であり小さな孫三人が一番です。高麗さんの様に、素晴らしい大きな物ではありませんが子供達が生きていける社会、子供達がつぶされたり犠牲に成って成り立つ社会は決して良くないという言葉にはとっても共感します。そして子供達と同じくお年をとられた方々もつぶされたり犠牲に成ってはいけない人生の大先輩です。自分自身この本を読む機会ができ少しでも「生命」ということを考え、少しでも心にゆったりとした気持ちが出来たように思います。この気持ちで他の人達に接して行けたらと思います。”
ボランティアミーティングに参加することは出来ませんでしたが、とにかく結果が出るよう考え動いて参ります。宜しくお願い申し上げます。
ありがとうございます。
塚崎知美