高句麗伝説のはじまりは母との別れ
高句麗伝説がはじまる前にベネチアンネックレスのところに行きました。2段に美しく整然と並んでいました。何点か目にとまり、そっと手にとりますが、手にとると輝きは失せるのです。席にもう戻ろうかな、と思っているとき、それまで目にとまらなかったベネチアンに心惹かれそっと手にとりました。透き通り、水のように透明です。ゴールドが中で輝いていまが、透き通っている透明さは初めての出会いです。
母が自分の死を感じたとき、まだ体に少しの元気さがあるときに、近くで暮らす家族一人一人に、お母さんは素養がないから普段みんなに感謝の言葉など言えないけど、みんなが良くしてくれてほんとうに感謝しているからと電話がかかって来たその日に、家族一人一人に、お年玉ではないと言って、封筒に感謝の気持ちをお小遣にして入れたそうです。母の葬儀が終わって、妹がその封筒を一人一人に渡してくれました。母の写真のそばにとても使えないからとお小遣いが入っている封筒を飾っておきました。透き通った透明なベネチアンネックレスと母が一つになりました。母を看取ったあの時間があり、出会えたネックレスと感じます。母が自分の死期を悟り最後に感謝を現した封筒に入ったお小遣い、使うならベネチアンネックレスしかないです。と直ぐにご寄付を決めました。周りの方も喜んでくださり、母を感じながら身に付けさせていただけます。そして母が出会わせてくれたと感じる新しい出会いのネックレスを受け取り高句麗伝説の席に着かせていただきました。
東明王様のサックスの音に心揺さぶられ、生きていながら今生の別れをしなければならなかった母と子の過酷な運命と悲しみが胸に迫ってきました。新しく生きる国を創る高句麗伝説は母と子の悲しみからはじまり、悲しみは愛に変わっていく、愛を表現される高麗さんの声は自分のなかで愛は愛となりました。
あっというまに終わってしまったようでもあり、悲しみの深さは計り知れない高句麗の歴史は母の愛とも感じ、私も新しい歴史を創っていくはじまりです。
今日の映像はとちゅうから龍の頭がいくつもいくつも飛び込んでくるように見えました。
歴史は先祖と共に変えていく新しいはじまりです。
高句麗伝説をありがとうございました。