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高句麗伝説、ありがとうございました。


高句麗伝説をありがとうございました。砂漠の情景が現れ、胸の奥が高鳴り始めると、ラクダの映像が映し出されました。ギターの音が流れると、胸に詰まった気持ちが、こらえきれず涙が流れます。弦の響きは、私の胸の奥を揺さぶり、咽び泣く声と、悔しい気持ちが溢れてくるのでした。そのような涙は、魂の記憶から流れているとしか考えられません。何千年もの間、女性の身体に時を刻み、所有し監視してきた闇の社会に対する気持ちです。その体制に抵抗は虚しく、それでも耐え抜いた魂は、痛みとして胸の奥に蓄積されていました。「風の花」が詠まれ、永遠の時を感じるギターの響きに、これまでの体制が押し流され、逆流していくようなエネルギーを感じました。
地中海からアラビア地域にかけての風景に、恋い焦がれるように見入ってしまうことが時折あります。戦前、通訳としてアラビア地域を廻っていた祖父の土産で、スーダンの要人から贈られたという絨毯があります。広がる砂漠にピラミッドが背景にあり、ラクダに乗った赤い服を着た女性が描かれています。その絨毯を見る度に、何か語りかけられているように感じ、何かしなくてはという気持ちになります。
そして、本日も、京都応用コースがあり、自分が生まれてきた意味を深く考える機会を頂きます。 心からありがとうございます。

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NPO高麗 東北センターにて
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