香り
立春を過ぎたら本当に春めいて暖かく一気に日が伸びた1日でした。
作品展をされた方の展示をSNSで拝見させて頂き多くの気付きを頂きました。
昔私が高麗さんの作品に出会い始めた頃、立て掛けた一枚のボードに所狭しとお披露目されていた心模様ブローチの配置や石の並びはえも言われぬときめきに満ちていました。ちょうど子供の時の目線の高さにあって視界いっぱいに麗しい世界が広がっていました。その中の一つが手元にくるなど信じがたい気持ちであり、母がピンクの丸いブローチを選んで帰ってきてくれた時には私も生きていけると希望を感じました。
昔の素敵な香りやときめきを思い出す配置や、全てを布やクロスの上に展示されている丁寧さを感じた時、その時があったから今生きているのに、素敵な香りを忘れてしまっているということは恥ずかしいとハッとしました。家とお店の配置を一気に直しているところです。
それぞれがその人にしかない資質で国創りに参加し、センスを学べるとは今の時が有難いです。コーヒービジネスの成り立ちと同じに毎日学ばせて頂かなくてはというほどです。「精神」との一言から大切なことに次々と気づかせて頂き有難うございます。