長き歴史を知る
二日間のコンサートを経てオフリドの高句麗伝説を拝見すると、昨日のコンサート2日目の経験がズバリ表現されている即興詩に感服しました。そして14年前の高麗さんにようやくわかったかと言われているようでした。遥か未来を見て詩を詠まれていることを今日ほど理解したことがなく、生きている時間が違うところでわかった気になれることなどひとつもないと知ったことは寧ろ爽快でした。一緒に経験させて頂き、サロンで表現し細かな空気感を表す言葉を知る機会が有難く、時差は一刻も早く埋めていきたいと望みます。
マケドニア、オフリドの高句麗伝説の表現は恋しさが滲むほど格好良く、たなびく風まで愛おしいのです。宇宙と繋がり、高句麗の地と繋がり、「天の遥か向こう」が確かに表現されるそのような地なのだと初めて知ります。各地で表現されること、拠点が創られること、各国のことをいつも考えお話くださることなど、王の資質そのものを宿し行われる全てが現代の国創りと体感します。いつの時も一つのコンサートとしてその場に留まる事なく、歴史的なストーリーとして経験できることが最高に豊かであり必須と感じています。
インドニューデリーの高句麗伝説にて愛が生まれた地であることを知り、今表現されている愛はこの時と全くと言っていいほど変容した新しい愛であることに心の底から安堵します。即興詩の場面では、歴史の深いインドの神、愛が新しい神、新しい愛に出会ったことを経験します。二つの上映会共、感動を超えて世界を旅し集中し切っていく豊かな愉しい時でした。
高句麗王が戦いの中で求め続けておられた世界が全面に開かれている今、ひとつひとつの動きもお話も各国との繋がりももっともっと大きな歴史的なことなのだと理解し目の前でお話しされていることが不思議なビデオ講演会、上映会でした。「宇宙の生まれる三段階前」をずっとコンサートで表現して下さった何もない静かな体感は掛け替えがなく、これからの人類史の要と甚く理解します。
大きな1ページを今日も有難うございます。