道をつくる

今日は霙が降りぐんと冷えこんでいますが、暖かな日にはふきのとうが芽をだし始め、人との会話の中でも春の喜びを共にし笑みが生まれます。
日々のビデオ講演会や書き込みを誠にありがとうございます。
東京の応用コースでの3日で動きをつくるとのお話や、盛岡での“高麗恵子語り　～人生～”を経験して、まず人に会わないとはじまらないと感じていました。けれど、それが問題が解決するように動いているか、人の役にたつのかということがつねに私の心の中で渦巻いておりました。
多くの人にアンドロメダエチオピアコーヒーを飲んでいただきたい気持ちで、お出しできる場はないかと探しておりましたら、近所の駅前にある小さなシェアオフィス兼コミュニティスペースが目に止まりました。アポイントメントをとり、コーヒーとコーヒーの道具一式を籠にいれご挨拶に伺いました。先方様はお名刺を出してくださったのですが、私はまだ名刺をもってなかったので、まずはコーヒーを淹れさせていただき皆で飲みました。美味しいですねっ、とそこから一気に場が温かくなり、心の距離が縮まった感じがあり、そこからなぜここ(地元)でアンドロメダエチオピアコーヒーを売ろうとしているのかや、NPO高麗様の活動のことなどをお伝えさせていただき、まちや観光客の方のコミュニティとしての場だけではなく、これからのまちにとって必要なことや全体がよりよくなっていくことはなにかなど、お互いの気持ちや展望など話し合いました。
細かなところはこれからですが具体的な話にまでおよび、出会いや情報の場として実際に４月から日を決めてコーヒーを淹れさせていただくことになりました。
またたまにアルバイトにいっている近所の飲食店さんにもこれからの話をすると、動く人がいてまた人が動き、一人一人の力が合わさってまち全体がよりよくなっていければいいから、うちも必要なら空いてる時間を自由に使っていいよ、うちで出すよりも直接コーヒーを淹れてちゃんと価値を伝えたほうがいいから、とお伝えくださり、ご自身もこれからやりたいことを表現されはじめました。
表現することでこんなにも動いてくださる人がいらっしゃることやお気持ちがなにより嬉しく、またこれから一人一人と出会い道をつくっていくことが楽しみです。

高麗さんが「先を作ることが愛」と高句麗五女山城で聞こえたメッセージが心に強く響いています。先生、高麗さんに繋がる
人智を超えた恵み溢れるコーヒーを大切に届けていきます。

いつもありがとうございます。