逃げずに分かること

存在論の衝撃が大きく、なかなか書き込むことができませんでした。先生の話をお聞きし、質問された方とのやり取りを聞くにつれ、自分の中にあった言葉が崩れていき、剥がされているような戸惑いと混乱が生じていました。「絶望でなく、諦めた」と先生が仰った瞬間、枠に嵌った、嵌められた解釈の言葉では、自分は表せないと分かりました。「世界の中で変化を創っていける人間だけが生き延びていける」と仰った時、以前に京都での存在論にて「分かるとは」と質問した際に、「分かったら動く」と教えて下さったことが蘇りました。「捨てない」と先生が仰った瞬間、図星であると心臓がドキリと大きく反応し、「捨てない」は「逃げない」と聞こえます。今、こうして書き込みながら、自分がどこに向かっていくのかと不安が過ぎりますが、その不安すら拵えたものなのだと分かります。薄っすらと見え、気づいていた事は、最初からはっきりと見え、分かっていた事なのだと、剥がされていく今です。そして、1月11日の高句麗伝説に向かっていると分かる今です。逃げることだけはやめようと、向かっていきます。