迎賓館コンサート
尊い一席に本日も参加させて頂けましたこと、ビデオ講演会を、ありがとうございました。着いて頂いたコーヒーは大地の自然が香り自然の生命とひとつの優しい体感が満ちました。演奏が始まると腹の底に闇と通じる違和するものがあり、音が届くとまっすぐ座っていられず途中座席から振り落とされるのではないかと感じ思わず椅子を握っていました。自分の中に闇があることが辛く中盤の先生のお話には顔を上げることが出来ませんでした。わからない人間を相手に、それでも分かるまでと、やり続けてくださっている先生の愛に涙が溢れました。自分は何としても先生が見つけられた人間をわかりたいと生まれます。最後は全身が満たされ、満たされると集中し、冴え渡って行きました。ここから生まれるエネルギーが宇宙に届き世界を動かしているとは、想像してもしきれませんが、先生の音が人の内面を変え、世界を変えていることは確かに分かります。
ビデオ講演会をお聞きして整理できたこともたくさんありました。三鷹高句麗伝説が終わってから、今までこれで良いと思い問うこともせず邁進していたことが、本当に正しいのだろうかと疑問に感じることが多く、先があると思っていた先がどこにあるのか戸惑っていまうことが続いていました。昨晩は無性に虚しく、罪悪感に苛まれながらも虚しさを埋めるために食べてしまう、そんな状態に陥ってしまいました。今までと同じ繰り返しからは抜け出したく、三鷹高句麗伝説での経験から先へ向かっていきたいのが本当の気持ちです。専門の枠組みの中で、さらには自分の我でものをやろうとしたら全て崩れると感じて行く今、高麗さんの存在を現し、国づくりの精神を柱に自分の得意な分野や専門性へと特化していくことなのではないかと考え出しています。まだ正確な答えは出ず問いは続きますが、日々答えを探し考えます。
チャンスがあることに感謝致します。ありがとうございます。