迎賓館コンサートをありがとうございます
迎賓館コンサートをライブ配信にて共に経験させていただきまして、心よりありがとうございます。高麗さんのライブ講演もお聴きすることができて、比叡山の木々のそよぎを自分も見ているように感じられ、場は離れていても共にコンサートを喜び合えたこと、本当にうれしいです。
「世界を変えるコンサート」と事前に読ませていただき身が引き締まり臨みました。はじまりの音から涙あふれてしかたなく、第1部と言いますか前半は、先生が渾身の力で奏でられる音が私には 突き抜ける と言葉になり、見えない膜、見えない殻をずっと突き破っていかれているように感じました。そして休憩のあとはなにが起こるのでしょうか…と、もちろん予想などできないながら新たな展開がはじまる予感でドキドキして聴かせていただいていると、ある瞬間に出てきた音にくぎ付け、という表現はないですがハッ!として全神経が耳に集中したごとくにびっくりしたのです。私には やっと会えた 気持ちでいっぱいになり泣いて泣いてしかたなく、なぜやっとという言葉になるのか分からないのですが、言葉にすると、ついに、やっとお会いできました…なのでした。深く重厚でありながら何ともやさしい、このうえなく心地よく、人間の源に戻れたような安堵に包まれ、誰もが笑顔でいる園のようでもあり、奏でてくださる先生ありがとうございますと涙よりなく、やがて音はどんどん地平へとひろがり、世界の地平へひろがっていきました。この音が今日モスクワで鳴り響いていたらと思うとまた涙よりなく、この音を世界中の人が聴けたならどんなにか嬉しいでしょう…と感じ、でもまぎれもなく今ここで世界に鳴り響いている…と感動よりなかったです。ようやく人間が人間として生きられる時が来るとよろこび満ちて、その気持ちは個人的な事というより全体的で、新しい世界となりどんどん秩序が変わっていっているようでした。そして、ではなにをするかと問いがうまれて、ふっと、この先生の音を分からない人は今後どうなってしまうのか…と思いがよぎり、全体で生きるときに分かる人と分からない人がわかれてしまうならどう生きたらいいのかと途方にくれました。先生の音は新しい世界が新しい世界をどんどん創っていっているように聴こえ、教えてくださっていると感じ、私も止まることはしない、動き、進むと決まりました。最後に片手を振り上げられて演奏が終わり、そのお姿はうなるほど恰好よくて、先日のアントレプレヌールサロンにて「PCの前だからって化粧しないでいるとかだらしない恰好でいるなどもってのほか」と先生がおっしゃられた事も思いだされ、いつも対面してお仕事をさせていただいているのでやっていると思ってましたがもっと綺麗にしようと改めます。気づくのが遅かったかもしれません。
新しい世界で生きる人間になるべく歩む道はワクワクと希望よりありません。明日もオンデマンド配信で経験を深められますことに感謝いたします。さらに、京都事務所から応用コースのライブ配信も実施してくださり、時おなじくして共に経験する機会を与えていただき本当にありがとうございます。先生、高麗さん、ありがとうございます。