迎春
明けましておめでとうございます。
2021年1月1日の一日で内面も大きく変化し新しい人生のスタートを切れましたことに深く感謝致します。
何よりも先ず、お餅つきの杵が臼に振られる一回一回はお祓いの様で日本や世界の穢れを禊していただいていると感じ、和やかというより真剣そのものでした。力強いお餅セットを頂き内から清められ、真の実現、本音、大事な事へ自ずと一人一人の心が向かいます。家族皆で今年もお餅を頂く事が出来、一人も欠ける事なく真顕す年を迎えられましたことは感謝よりありません。
運命を解放して頂き無くなっていても、それぞれに真を隠す仕組みが何層にも染み付いてあった人間の命の複雑なこと、その奥にある一筋の神秘が広く顕れ始める年明けです。整理し続けて頂いている生命の内面と本音が手掛かりで紐解け始め、人間の病も健康も偶然ではないと改めて確かになります。隠されても潰されてもという表現をお聞きしてきた通り、何重にも覆われながら在り続けた真はどれ程長い時を経ていま日の目を見ているのかと想うのです。全く違う資質があり生きている一人一人の掛け替えの無い命、真に気付き始めた瞳の美しさに出会います。
人間は争っている場合ではなく一丸となって新しい世界を築いていく時にあり、共に創っていく命が繋がり居てくれることは何と有難いことかと、未来を感じ感謝が溢れます。
夢にも見られない新年の始まりをありがとうございます。それぞれの人生に漸く訪れる春の息吹を確かに感じています。