超越

　渋谷コンサートは、以前の同僚の友人２人と参加させて頂きました。はじめての方はその日足が痛み仕事を休むことになり、まるで準備してコンサートに向かうように、おおいなるはたらきが働いてくれているようでした。内の一人は、１月の高句麗伝説経験の方ですが、この度は、何回かお誘いしたけれど返事がなく、おそらく今回も無理だろうと思いつつも前日ラインしたのですが、行きます、前の日に返事をくれていたことにはびっくりしました。あきらめることなく、お知らせしておいて本当によかったです。
コンサート後のお一人は、自分は感受性が強いので、覚醒パワーを丹田から沸々と感じていますとラインであり、もうお一人は、頭の中がすっきりして体が軽くなったと帰り道言っておられ、嬉しいです。お一人は今日の講演会にお誘い中です。

コンサートですが、お二人の間に座った自分は、お二人を気にしながらも、コンサート第一部の「愛の様相」では、演奏の中盤で、聖なる雪山がみえたときはイエスキリストの存在を感じ愛に包まれ涙しました。一番好きな光景です。魂の記憶の一番濃いところで生きれば愛で生きられることが分かってきます。一部の終わりのほうでは、胸あたりから超高層な立方体がぐんぐん伸びていきます。驚くや否や、内面は無限の愛に包まれ演奏は終了します。

　第二部の「愛魂（あいき）」では、小学校の頃、家で飼っていた犬が死んでしまって体が冷えて固くなっている光景が見えて泣いていました。学校から帰ると、一番に庭にいる犬に会いにいき、飛びついてきて挨拶するのが日課でした。あの犬がいてくれたので、自分は元気に生きていけたのだと感じます。あの犬と会えない悲しみを先生は吸い取ってくださり、愛になったのでした。コンサートに行く前、ポストに、新しい展示会への出展募集のお知らせがはいっていて、テーマは「I lOVE ペットちゃん」でした。これもタイムリーと感じます。

ずっとお聞きしているとあるときから光は現れ、ピアノの音も一緒に変わっていくのですが、ある瞬間、反対側から光が現れ、なんだか新鮮な感じがしたのでした。光が現れ宇宙と交流していれば俗なる意識から外れ自由になれなにもなく澄んでいられます。ダイナミックなエネルギーとひとつになり、限界なく拡大していくとき、どこまでいくのだろう、と、あまりにも無限な世界に溶け込んでいく「ここ」はどういうところなのだろうと感じていたのでした。ここで表現するのは忘れてはならない経験と感じ、自分は渋谷コンサートの経験で、ある瞬間、突如、ある存在に出会い、新しい存在となった、と、勝手な想像でも夢をみていたのではない、と表現いたします。明日は31日のジェンダーに、参加させて頂きます。先生、高麗さん、ありがとうございます。