KEIKO KOMA Webサロン

贈り物 ここから始まる


昨夜、施設のあたり一面展望できる窓から、雨がやみ、夕日が輝きだして明石大橋や海、山々や家々の屋根すべてが見たこともないような美しい空間となって利用者さんも職員も窓に車いすを窓のところに運び歓声をあげました。そして暗くなる前の空に、虹の柱が立ちました。ここにいる方々はそれぞれの人生にいろいろな経験をしてこられています。私や若い職員の想像もつかないようなことも。人は同じところにとどまってはいません。一人の人も天の光のように刻々と変わっていかれます。すべて消え去って一瞬の美しい贈り物を受け取りました。

私はここにきて明らかになっていく過去に直面する巡りとなりました。過去のことにして終わらせてはならないのです。自分の認識していなかったことというか見ようとしなかったことで、家族にいかに支えられてきたかを思い知りました。起こっていることを抜ける過程で直面したからこその、苦しさ肌寒さがありますが、新しい生命の誕生とともに、未知の未来からのメッセージととらえて向かうしかありません。あきらめずにいだきのことを伝えます。わかってもらえないとあきらめてきたこと、私の生き方のせいでいだきが正しく伝わっていない。私の生きている証を分かり合えないことで余計に悪く思われてしまいます。未知の未来にと言っている場合でなく、経験の枠に縛られずに転換していかないと先はなくなりました。こうなったことへの巡りは働きかけであったと感謝します。気が付かないままでは先がなかったからです。

ありがとうございます。

 

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