負の連鎖を断ち切る
比叡山のお茶室での光景を投稿いただき、ありがとうございます。
古来から続く日本ならではの優雅さ、美しさ、深さが伝わって参りました。
私もいつか体験させていただけるよう精進致します。
先日、気の合う受講者同士集い、とあるカフェにてお茶会をしました。
それは楽しいひとときで、
受講者同士の間柄だからこそ話せることや
共感できることが何より嬉しく、
人と人との暖かさのある空間でした。
社会全体がこのような空間となれば、
争いは起きないと感じました。
なのに、楽しい感情とは別に
そのお茶会の帰り際、どうしようもなく
自分の境遇の悪さを嘆く感情が意識がどんどん湧いてしまいました。
実家の父と母に対して、もっと温かい家庭の中で安心して育ちたかったこと。
もっと周りの子たちみたいに、習い事したり、好きなことをさせてもらったり、塾に行ったり等のお金をかけてほしかったこと。
隣で並んで歩いてほしかったこと。
他のお母さんみたいに、一緒に買い物したりしてほしかったこと。
怒鳴らないでほしかったこと。
叩かないでほしかったこと。
酒に酔って母を殴る父を見たくなかったこと。今でも両親が酒を飲みそれぞれの人生を紛らわせる生活を送っていること。何かあれば嘆くばかりのこと。
私のことを全否定ばかりしてきたこと。
大人になって随分経つのに
この肉体の中からある程度消えていったはずの両親に対する感情がまだまだ拭えていないのだなと感じました。
また、その因子がまだ残っているから私も嘆いているばかりなのかと。
私の代からあらゆる面で豊かを循環できるようにするには、この感情をなんとかしなければならないと感じます。
両親もそのまた両親から受け、その負の連鎖を断ち切れなかった。だから私が代表となったのだと。
ありがとうございます。