豊かな趣
仙台コンサートの余韻が生活の中に新たな気づきをみます。
コンサートが終わってステージの中央に立つ先生のその笑顔が私たちの生命に伝搬してくると・・翌日からの生活に変化発見がみられるのは楽しい事。
雪の降りだした仙台の空気がさらに日頃の余計を一掃してくれ今日の訪問先のお婆様とは目に見えない交流でぬくもりました。正月の生け花の花瓶の花を捨てても良いと言われたのですがまだ生きているのもあるので活け直しました。どうですかと玄関から花瓶を運んでお見せしました。そうねといいながらほんの何秒もかからずに手を入れると・・・花たちが生き生きして全体バランスよくなり九谷の立派な花瓶もひかっています。お見事です!90歳の虎年を超えた威厳のある体つきからは想像つかない優雅な腰と手先の流れがとても自然な姿から!文化が身につくとはこういう状態なのかも。技術よりも人のなかにある何かが自然な美しさを生み出していく。人の力が抜けているから花たちも一つ一つが生き生きして花瓶と空間ともマッチして存在していく。世界が一つに成っていくプロセスや自然な生活の在り方を考えます。
そして新しいコーヒー焙煎名しほりからも、結工房がエチオピアの大地とつながりと見える人もいて、メキシコにつながってたり・・・次元を超えていく今。仙台コンサート含めこれからのコンサートからの音世界を身につけられたらと希望します。
やがてひとり一人がひとつひとつが生きて全体に溶けて美しい宇宙空間で生きる。新しい視点をありがとうございます。