豊かな時

至福のひと時、春の高麗のお茶会にお招き下さり誠にありがとうございました。

お茶室では高麗さんの極上の笑顔、「魂」の掛軸、そして凛とした桜の枝が迎えて下さいました。高麗流で一杯ずつ淹れて下さった珈琲は身体が芯から清められ聖水と感じます。広間で聴くビデオ講演会と即興詩はまた格別です。その後のお話も楽しく、高麗さんのお父様が江ノ島がお好きだったとお聞きし、また、湘南ボーイだった方のお話を聞いた時、私が先生と高麗さんの情報を知ったのは、友人の依頼で3か月だけ逗子に住んでいた時だった事を思い出しました。湘南には全く縁のない学生生活でしたが、卒業後のある時期だけ逗子で暮らしたからこそ得た先生と高麗さんの情報でした。この度のお茶会ではやはり、先生、高麗さんに出会えた一人一人は歴史の代表であると改めて確認致しました。先生のお話は、短絡的な言葉で申し訳ありませんが深いです。コロナウィルス、お金、ヤクザのお話もありましたので今何が起こっているのか考えます。かなりショートカットしてしまいますが、このような時だからこそコンサートを満席にすることが答えと行きつきます。

高知に戻り京都に行く前とは全く次元が違ったのがわかりました。この一週間の動きが要とお聞きしましたので、これまでの豊かな経験はもちろんですが、迎賓館コンサート、お茶室での経験を更に糧として動いて参ります。

宜しくお願い申し上げます。ありがとうございます。

塚崎知美