豊かな女
大変尊い始まりを有難うございます。
「折り合いをつける」という世界と無縁の愛の世界に身を置き、全ての女性が喜びの涙に満ちて幸せになっていく空間は本当に夢のようです。もともと愛に生きている方向のまま、宇宙から等しく全方位に広がる愛を受けて皆で幸せに生きていければいいと祈る心の根底に音が響きます。ピアノの音の重なりはアナログシンセサイザーのように宇宙的に重なり生きているように変容していくのです。常に謎めいている女性の心のようで大変愉しく親和し拝聴しました。
国が生まれる時のような、美しい男女の姿が見え日本の底力を体感するのです。今の男女の姿となって、生きることの最大のエネルギーが無くなっている事が日本にとっても地球、宇宙にとっても悲しいばかりです。連続コンサートの初日からこのような要のテーマでお聞きでき、日本の底力が私たちの中に復活していく日々と予感します。
連続コンサートに向かう数日間、大きくうごめく人の動きがあり心の中に人の存在があり、こんなに沢山の人と生きていたのだと思い出されました。お伝えする中で京都コンサートへと参加できる方もあり皆で向かえるように動いていくことは愉しいばかりです。東京での日々も新しい試みが出来そうで日々挑戦するのが6月であることを受け止めます。
生きていて必ず触れる生活と今日経験した人生は全く違う深い世界であります。ピアノの音が始まったとき、宇宙の果ての最も深いところで男女が神と出会い居るような大変豊かな世界を体感しました。人生という素晴らしく豊かな時すらも節目を終えて、宇宙の淵からこぼれ落ち溢れ出したような美しく広い愛が他の宇宙までも拡がっていく今と体感します。それぞれの最高の幸せが神とひとつである喜びを、有難うございます。
6月が始まり、毎日生まれて高みへと向かいます。