誕生
メッセージをお聞きしてから始まりますコンサートピアノの流れるような生命の音を背筋を立ててお聴きするうちに、自分の産まれてからの人生の記憶をずっと辿っていました。両親に大切大切に育てられたこと、父が入院した日の小学一年生の入学式の日に、近所の人のお家に預けられ、子供ながらに我慢しなければと生活したこと。行きたい私立の中学校が出来、毎日早く帰り父と受験勉強したこと、夙川教会に毎週通い、学生会に入り楽しかったこと、楽しいと言っても今考えると、小さな枠にはまった中のこと。
狭い所で小さな目的とも言えない目的をつくり生きていました。
先生の音と共にゆっくり人生を振り返り、そうして、過去があっての今ここにいる幸せを噛み締め涙溢れました。
高麗さんがお産まれになられた三鷹の地でのアリランの美しい調べは、最高で特別です。高句麗の永い大地に隠された歴史が光として光のままに現れたように感じ感無量です。
手拍子も息が合い?舞台で少しだけ!とおっしゃっておらました先生の言葉が聞き取れませんでしたが、手拍子も成長するのかもしれないと楽しみです。
そう言えば、高麗さんがおっしゃっておられますように、また明日〜と挨拶していました。そして、今日の新宿でのコンサートでも!
毎日コンサートを続けてくださり、誠にありがとうございます。