解放
新年あけましておめでとうございます。本当に素晴らしい一年のはじまりを迎賓館コンサート、講演会、対談にて迎えることができました。心より感謝申し上げます。しかし単に素晴らしいとはいかなかったことが現実です。これまでの生き方がそのまま露呈し、ある意味では辛い、目を覆いたい瞬間もありました。記憶を追うようにして、過去の傷を掘り返す気はありませんが、何故あいも変わらず生命の表現を自ら妨げることをするのかと、癖のようにしてある頭の働きは未だ過去にあるとはよくわかりました。感じとしては、ある言葉が発せなくなったという感覚です。大事な言葉であることはわかっていました。それは人生で何度か自ら発した言葉で凝り固まった心臓がほぐれたことがあり、心が動くのも、生きていると実感するのも、この大切な言葉からと経験しているからです。その発せないということが、呪いと昨日の迎賓館での経験により、全て解明されました。心を先ずさらけ出すこと、包み隠さず、ありのままを表現し合い、先に進みたい気持ちが、八方塞がりのように誰にも言えず、押し込めたのが心臓です。主体性を失ったのもここからと、直感的にわかります。
今年こそはと毎年、新年を迎える度に決意して来ましたが、今年はこれまでとはまるで違う一年のはじまりです。真っ直ぐに進む、誰と比べることも、年齢も性別も関係なく、真っ直ぐに進む一年に致します。
誠にありがとうございます。