見上げる生命の輝き
月の舟に乗る輝く星ひとつ
見上げれば人も見上げる
心あらう美しい夜空
訪問先で耳の聞こえなくなったお爺さんの本音が内から聞こえる
強がり言っているけど本当は何
誰の所為にもできない
人間は一人では生きていない
目に見えない無条件の釣り糸に助けられ生きている
ふとへその緒が切れたかのような時動きだせたのは
人がいて目に見えない生命の真に助けられた
お爺さんは帰りがけに年賀状を書く筆を買いに行くと言って一緒に外に出た
ハットをかぶって膝を曲げながらも腰を伸ばして歩く姿の内側は
ここにもある美しいのち
尊い生命
美しい真をありがとうございます!